1: 煮卵 ★ 2025/02/08(土) 09:28:13.38 ID:ArhkFTy69 インバウンド(訪日客)の拡大に足並みをそろえるかのようにホテル客室でトコジラミ(南京虫)の発生が急増している。 駆除サービスを展開するダスキンでは、2023年度の駆除事業の売り上げが過去最高だった20年度の約1・6倍になっており、「ホテルなど宿泊を伴う施設からの相談や駆除依頼が増えている」と明かす。 ホテル客室のベッドなどで大発生しているトコジラミは「南京虫」の別名でも知られ、カメムシの一種。独特の臭いがあり、刺されると人によっては耐えきれないほどのかゆみを生じる。 繁殖力は強く、卵から孵化(ふか)して約1カ月で成虫になる。メスの成虫は1日に5~6個産卵し、約1年間の生涯で200~500の卵を産むとされている。 知らない間に数えきれないほど増えるため、新型コロナウイルス禍前の訪日需要が活況だった時期には休業する宿や、泊まった宿から自宅へ持ち帰る客もいて被害は深刻化していた。その〝悪夢〟が再燃している。 ダスキンによると、最近のトコジラミは市販殺虫剤のピレスロイド系がほぼ効かない耐性型という。 「宿泊客からの苦情で駆除依頼につながるケースが多い」といい、何とか発生を防ごうと定期点検の依頼も増えている。 トコジラミ対策が宿泊料金の値上げを招くコスト高の一因にもなっている。 訪日客の急増が住民生活や環境に悪影響を与えるオーバーツーリズム(観光公害)が問題化する中、ホテルや旅館でトコジラミの被害が深刻化し、新たな懸念材料となっている。 (田村慶子) [産経新聞] 2025/2/8 09:00 引用元: ・「かゆいっ」訪日客急増 ホテルの客室襲うトコジラミ、市販殺虫剤も効かず駆除依頼が殺到 [煮卵★]…