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転載元: それでも動く名無し 2025/02/11(火) 10:24:20.04 ID:86zWClEq0 楽天から新加入した巨人・田中将大投手(36)の完全復活への鍵を握る久保康生巡回投手コーチ(66)。今春キャンプで田中将の“魔改造”を行う中で、使用している傾斜台や平均台を用いているが、これらは全て久保コーチの手作りだ。メーカーへの既製品や特注するといった形ではなく自らの指導を体現するために「DIY」にこだわる、その理由を聞いた。 春季キャンプで連日にわたり行われている久保コーチの田中将への個別指導。かつては近鉄時代に岩隈久志、阪神時代にはメッセンジャーらを指導し、そして昨季には菅野智之(現オリオールズ)を復活へ導いた名伯楽は、さまざまなアプローチで田中将の投球フォーム改造に着手している。 そこで目にするのは“久保塾”に欠かせない器具の数々。マウンドの傾斜を体験する傾斜台、そして体の縦回転を意識付けするために用いた平均台-。それらはほとんどが久保コーチの「DIY」による作品だ。 「傾斜台、平均台は家にもあるよ」と自らが製作した器具は自宅にも保管。製作時間は約半日で「家には道具がいっぱいあるよ。材料が足りなくなったら、近くの(ホームセンター)コーナンに行って買ってきてね」と明かしていた。 ただ、なぜ手作りにこだわるのか。メーカーに発注すれば…と思ってしまうが、そこにも久保コーチのこだわりがある。 「(業者に)作ってもらうとちょっと大きいなとか、ちょっと広いな、ちょっと短いなとかね。自分の感覚で作っていないから、その辺りが難しくて微妙に違ってくる」 自らの投球理論に沿って必要な器具をイメージする。そのイメージ通りでないと「(指導が)あまり面白くない」と話し、伝えたい技術や感覚が微妙に変わるという。 例えば平均台。今回のキャンプで用いているのは幅30センチだが「ちょっと大きいんですよね。24~25センチぐらいのところで作りたかったんですけど…」。多忙な合間の製作のため、今キャンプには理想の平均台製作が間に合わなかったというのだ。 「僕が高校の時は本当に平均台で、20センチぐらいの幅に乗って投げていた。本当に(集中力を)研ぎ澄まさないといけなかった」。自らの経験をもとに寸法などが丁寧に設計され、名伯楽のアイデアが具現化されている。 “作品”は各球団にも残されている。「僕が作ったものはソフトバンクにも置いてきたし、阪神にもまだあるよ。数十年前のものが」と振り返った。そこまで、久保コーチが指導に情熱を傾ける原動力とは何か。 「やっぱり郷土から送られてきた選手は、おらが村のスターなんですよ。そのスターを僕らは預かっている。できるだけ、地元の人たちが『プロ野球で頑張っているな』と思えるような選手に仕立て、いい野球人生を進めてあげたいというのが僕の原動力ですね」 今季の田中将復活の鍵を握る久保コーチ。その情熱に導かれ、これからも数々の投手たちがプロの舞台で輝きを放つことを楽しみにしたい。 2: それでも動く名無し 2025/02/11(火) 10:25:02.20 ID:86zWClEq0…