1 名前:ばーど ★:2025/01/31(金) 08:59:37.63 ID:1KKcBn7T.net 北朝鮮に拉致された後に脱北し韓国へ戻った韓国人被害者や、未帰還者の家族が、被害者送還を要求するビラを東京・九段の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)上空からドローンで散布する計画を立てていたことが判明した。7人が1月28日に成田空港に着いたが、日本当局に入国・税関審査で6時間にわたって足止めされ、1人は即刻帰国。残る6人が30日、総連前で抗議行動を行なった。総連への抗議をけん制するかのような日本当局の動きは、対話を念頭に北朝鮮への刺激を避けたいと考えているからではないかと一行は反発している。 ■「東京ではドローンで散布する」と宣言していたが… 来日したのは、漁船船長だった父が海上で拿捕・拉致された「拉北者家族会」の崔成龍(チェ・ソンリョン)代表(72)や、1975年に拉致され2007年に韓国へ戻った元漁船員Aさん(77)ら。 当初、昨年12月の来日を計画したが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(職務停止中)の戒厳令宣布による政情不安で延期していた。 ビラには横田めぐみさんや、めぐみさんの元夫とされる韓国人被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏らの写真や拉致の状況などが記されている。 崔代表らは韓国内から北朝鮮に対し、風船に付けてのビラ散布をたびたび行なってきた。今回、韓国出国前から「東京ではドローンで散布する」と宣言。 朝鮮総連周辺は住宅街で、日本の航空当局が飛行許可を出す見込みはなかったが、崔代表らは飛行が認められなければビラの束を総連の建物に投げ込む計画だったという。 崔代表らは28日午後9時すぎに成田空港に到着。この直後、まず一行の中にいた脱北者団体「自由北韓運動連合」の朴相学(パク・サンハク)代表について、韓国内での違法行為の前歴が入国審査で問題にされ、通常、韓国人の短期滞在には不要であるビザ(査証)を求められて入国できなかったという。朴氏はその日の夜のうちに仁川行きの便で帰国した。 崔代表らの説明では、残る6人に対しては、税関でドローンに関する質問が続く中、「警視庁」を名乗る10人以上の捜査員が現れ、「ドローンを使用しない」という誓約書を書くよう求められたという。 これを拒否した一行との押し問答が29日未明まで続いた。崔代表らはその間に東京にある韓国大使館に状況を伝えている。 ■「このままでは帰れない」として30日、総連前を訪れた 結局、29日午前3時ごろになって当局側は「誓約書への署名は求めない」と伝え、6人は空港から出ることができたという。 この出来事の影響で、29、30両日に総連前で計画した抗議行動を中止すると一行は一時発表したが、「このままでは帰れない」(崔代表)として30日の午後、総連前を訪れた。 (略) ■「日本へ来れば大げさに言えば“VIP待遇”を受け丁寧に扱われてきました」 こうした縁もあって日本を数多く訪問してきた崔代表は、今回成田空港で受けた措置に驚いたという。 「ドローンを飛ばすことがだめなら、現場で指示されれば従いました。空港で長時間足止めをしたのは入国自体をやめて帰るよう暗に求められたのだと思います。 私たちはこれまで、日本へ来れば大げさに言えば“VIP待遇”を受け丁寧に扱われてきましたので、今回の仕打ちは想像もしませんでした。実は、今回配布しようとしたビラを昨年10月に印刷したのですが、ソウルの日本大使館から『めぐみさんに関する記述と写真を削除してくれ』と求められたのです。 韓国人被害者の金英男氏と一時夫婦だっためぐみさんは日韓の被害の象徴なのに、めぐみさんの記述を外せというのは、韓国とはこの問題で連携しないということなのでしょうか。岸田政権の時から北と対話すると言い続けている日本政府は、対話の環境をつくるため朝鮮総連を刺激する行動をやめさせようとしたのだと思います」(崔代表) 30日午後、総連本部のそばに来た一行は、ビラを投げ込むことも止められて断念した。50人以上の警視庁捜査員を前に崔代表は拡声器で「日本は拉致問題で(北朝鮮から)謝罪もされ、被害者を連れ帰ることもできた。しかし私たちは(拉致された)家族の生死確認もできない状態が続いています」と訴えた。 金正恩朝鮮労働党総書記と会談したトランプ氏が米国の大統領に再び就き、北朝鮮を巡る情勢が大きく動く可能性もある中、日本当局の今回の対応が何を意味するのか、注目される。 集英社 2025.01.31 ※関連スレ 【産経新聞】 韓国拉致団体、29日に東京の朝鮮総連で被害者奪還訴えるビラを手渡しへ 顔写真の投影も [1/28] [仮面ウニダー★] 引用元:…