1 名前:@仮面ウニダー ★:2025/01/18(土) 06:57:41.78 ID:ZZpX9bEL.net 「ピークジャパン」著者 グロッサーマン氏インタビュー ー中略ー ■日本には変化すべきとの危機感すらなし -日本はなぜ変化を止めたのか。 「日本は『失われた30年』という長い停滞を経ても変化できなかった。世界は急速に変化しているのに、日本はただ既存の軌道に 留まったままで結局後れを取った。日本の最大の問題は、変化が必要だという危機感そのものがないことだ。東京に住んでいると分かる。 日本には(高い評価を受けた)ミシュランの星付きレストランが数え切れないほどあり、効率的で暮らしやすく安全な国だ。 そんな現実が『このままで満足』という日本人の考え方と態度をつくり出した面がある。 この本を出した後も、『私たち(日本人)はなぜ変わらなければならないのか』という質問をたくさん受けた」 -日本が失敗した最大の理由は何か。 「まず日本を『失敗した国』と呼ぶことには慎重でありたい。間違いなく(一時は)成功はしたものの、頂点を極めて下降した国と 表現したい。過去の成功は実は簡単だった。1980年代までは米国を見て、自動車・鉄鋼のような産業を模倣するだけでよかったからだ。 韓国も似ていたのではないか。『やるべきこと』に対する明確な指標があった。自動車・鉄鋼分野は米国に勝ったこともある。 ところが、その次に何をすべきか道を見つけられなかった。しっかりと考えず、『20世紀の方式』を続けた」 グロッサーマン氏は「20世紀の成功以後、日本は難しい変化よりも安住を選んだ。成功するという保障がなければ挑戦しなかった」 と指摘した。世界経済がデジタル中心に再編されている時に日本が危機感さえ感じずに後れを取り、『ガラパゴス』の境遇に陥ったことを 例として挙げた。グロッサーマン氏は「21世紀のデジタル経済と20世紀のアナログシステムの間には大きなギャップが存在する。 日本はこれにきちんと対処するのではなく、現状を受け入れてしまった」と述べた。 その原因の一つを「政治・経済が全て過去の既得検疫にとらわれてしまったため」と診断した。 -政治も日本衰退の原因という意味か。 「近年、日本の政治はずっと自民党が掌握してきた。 私がインタビューした人々は『自民党が教訓を得ずに傲慢になること』を 最悪の状況だと語ったが、実際にそれが起きた。「(日本経済の復興を夢見たが、既得権益の政治家だった)安倍晋三元首相の退任後、 新しいビジョンを提示するリーダーシップが登場するどころか、古い政治が再来した。日本は人口減少と政府債務の増加、防衛費負担、 高齢者問題など実質的な危機に同時多発的に直面した。こうした危機を突破するための強い政治的リーダーシップが必要だが、 それが見えてこない状態が続いている」 -高齢者の増加、人口減少などの問題は今に始まったことではない。日本はなぜそれを解決できなかったのか。 ー中略ー 国内総生産(GDP)に占める政府債務の割合が200%を超え、今も増加を続けている。日本の経済学者たちに尋ねたところ、 『借金を返せなくなるまで国の債務を増やし続けても構わない』と言われたが、ある時、日本が借金を返せなくなる「倒産」の日が やってくる可能性があると考えている。それはあすかもしれない」 ■日本株の好況、実体経済との乖離 ー中略ー -韓国も日本のように「頂点」を過ぎて衰退する可能性があるのか。 「韓国は孤立していた日本よりもはるかに国際化した。韓国人は依然として世界市場で競争し、先を見据え、他国のモデルから 学ぼうとしている。特に韓国の若者たちははるかに国際的だ。韓国には政治スキャンダルが多いかもしれないが、中国や日本と違い、 頻繁に政権が交代し、権力の傲慢が少ないという点も相対的な強みだ」 ■人口が減少する韓国、潜在的な解決法は統一 ー後略ー 全文はソースから 東京=成好哲(ソン・ホチョル)支局長 記事入力 : 2025/01/17 07:05 引用元:…