1:名無しさん+:2025/01/06 ID:??? いつも私は、どんどん母になる友人知人を見て、「私も早く産まなきゃ」という気持ちよりも、「私の知っている彼女たちがどこかへ行ってしまう」という寂しさのほうが勝つ。子供を産んだ女友達と勝手に距離を置いたこともある。向こうは子育てに忙しくて、私に距離を置かれたことなど気づかなかっただろうが、なんとなく「違うかな」と思って離れた。 どうしたって出産と子育ては人生の一大事なのだから人格に影響があって当然なのだが、問題はそこではない。常に他者をケアしながら生きる暮らしは、メンタル的にもフィジカル的にも自分の「個」の部分が削られていくものなのだと、母になった人たちとかかわる中で理解した。 そして私はやはり「個」をある程度失うことを覚悟してでも子供を持とう、とは思えないのだった。「母」をやりながら「個」を失わないよう奮闘する人もいる。「母」の面と「個」の面を上手く使い分けて、自分の時間を確保して、趣味や仕事や自己研鑽に励んでいる人。昨今はそういう人が「すべてを手に入れている人」として羨望される。 しかしながらそういう人は「めちゃくちゃお金がある」か、「めちゃくちゃ馬力がある」か、「実家などのなんらかの手厚いサポートがある」か、はたまた「子供が丈夫だったり利発だったりして手がかからない」のどれか、もしくはそれらをいくつも持っていたりするので、誰にでも再現性があるとは言えない。 全文はリンクから 元記事:…