
転載元: ネギうどん ★ 2025/10/02(木) 11:47:59.64 ID:Mb+AdhN49 阪神は1日に川原陸投手(24)、佐藤蓮投手(27)、渡辺諒内野手(30)、野口恭佑外野手(25)。育成の鈴木勇斗投手(25)、ホセ・ベタンセス投手(26)、森木大智投手(22)ら計7選手へ来季の契約を結ばないことを通告。毎年恒例の戦力整理第1弾の季節が虎にも到来した。 中でもインパクトが大きかったのが2021年のドラ1右腕・森木への戦力外通告だ。高卒入団1年目となる22年に一軍初昇格を果たし、8月28日の中日戦(バンテリン)では6回3失点と好投。最速155キロの直球を中心にしつつ、多彩な変化球も操るスケールの大きな投球は多くのファンを魅了した。 将来を嘱望する声も多かったが、故障をきっかけに投球フォームを大きく崩し昨オフからは育成契約。タテジマと別れを告げることになった右腕は「ある程度予想はしていましたし驚きはしましたけど、しっかり受けとめたい」と語り現役続行の意向を示した。 12球団屈指の「面倒見がいいホワイト球団」と呼ばれる阪神において、高卒ドラ1選手がわずか4年の短さで戦力外を通告されるケースは異例といっていい。圧倒的な強さで2年ぶりとなるリーグ制覇を果たした猛虎は今がまさに黄金時代のど真ん中。だからこそ、この時期から中長期的な視野で将来へ向けた新陳代謝に取り組まなければならない必要もある。 この日戦力外を通告された支配下選手は計4人。23日に行われるドラフト会議で6~7人程度の新人を獲得すると想定しても、まだまだ多くの空き椅子が必要だ。注目されるのはクライマックスシリーズ全日程終了翌日から、日本シリーズ終了翌日までに設定されている戦力外の第2次通告期間。ここでさらなる大ナタがふるわれる可能性もある。 03年に猛虎をリーグ制覇に導いた故星野仙一監督も、指揮官1年目終了後の02年オフに計24選手をトレード&戦力外などで入れ替える大リストラを敢行。1年間、自身の手駒たちをよく見極めた上で選手&コーチ陣を大幅に整理したのは、04年オフの落合博満監督(中日)も同様だ。 虎の現指揮官・藤川球児監督(45)は昨季まで球団本部付のスペシャルアシスタントとして球団運営の根幹部分にタッチ。GM主導の米球界に籍を置いていた経験もあり、「編成業務に対する参画意欲は、歴代の監督と比較しても非常に高い」と球団関係者は語る。周到なマネジメントを身上とする現実主義者だけに今後も大胆な動きがあるかもしれない。…