元スレ 全てのレス 1: ◆Xz5sQ/W/66:2017/12/03(日) 00:14:58.50 :IeQoE4Hm0 === それはここしばらくの間を実家で過ごしていた私が久々に劇場へ顔を出すことのできたある日のことです。 開口一番と申しましょう。私たちのところへやって来た茜さんはいつにも増した爛漫さで。 「おっはようプロちゃんいい朝だね! こういう爽やかな一日の始まりは、グッドニュースで迎えたいとは思わない? 実は! あるのだ! そんなニュースが! さてさて一体それはなんでしょーか?」 と矢継ぎ早に言葉を捲し立て。 「ハイ残念ですけど時間でーす! 正解は、なななんと! 今あなたの目の前に立っている超絶美少女プリティーアイドル 野々原茜ちゃんのたーんじょーうびーっ!! ハッピーバースデー茜ちゃん! お誕生日おめでとう茜ちゃん!! さあプロちゃんよ、財布の紐を緩める準備はオーケーかい? 明日は朝から晩まで盛大に! ド派手に! ゴージャスに! 天使茜ちゃんの生誕を祝って祝って祝いまくるのだーっ♪」 などと身振り手振りも交えて大変な盛り上がりよう。 対するプロデューサーと私はと言えば、朝から食卓に特盛のカツ丼を振る舞われた胃弱な人の如く顔を曇らせつつ。 「……あー、そうな、誕生日な」 「本当ですか? それはおめでとうございます」 「もうもう二人とも元気ないよー? ほらほら、テンション上げて行こ?」 「いや、別段暗いつもりは無いんだが……」 「どちらかと言えば、茜さんが元気過ぎるのではありませんか?」…