1 : 福井県沿岸で過去3年間に少なくとも53人をかむなどして負傷させた野生イルカが、真夜中の定置網に侵入し、エサ場にしていることが分かった。記者が定置網漁に同行し、確認した。専門家は「人への依存から抜け出せなくなる恐れがある」と指摘する。 目撃者や専門家らへの取材によると、負傷事案を繰り返し起こしているのは、推定6歳のオスのミナミハンドウイルカとみられる。 夏の間、日本海沿岸の複数の海水浴場で目撃され、仲間同士でするような「甘がみ」を遊泳者にしてきたが、それ以外の時期の行動は分かっていなかった。 イルカの侵入を確認したのは、福井市の沖約3キロの定置網。沿岸の漁業者に取材するなかで目撃情報があり、許可を得て漁に同行。今年9月7日未明、定置網に出入りするイルカの姿を撮影することに成功した。 漁業者らによると、10キロほど離れた別の定置網にも頻繁に出没しているという。 2 : 猟友会に頼めば? 4 : 動物愛護団体に連絡しろ! 反捕鯨団体にもだ!…