1 名前:少考さん ★:2025/09/30(火) 13:02:30.22 ID:Mhm2jFmc9.net SODANE - 「やさしいジェンダーの話」日本医療大学・林美枝子先生 "男性が優遇されていた過去があり、下駄を履かせてもらっていた" 女性優遇は男性差別ではない 2025.09.29 SODANE編集部 ジェンダーの誤解・・・女性だけでなく男性にとってもやさしい話 HTB秋の大感謝祭では、日本医療大学総合福祉学部教授の林美枝子(はやし みえこ)先生を迎え、ジェンダーについて語りました。 司会を務めた森さやかアナウンサーは著書などでお名前は知っていたけれども、実際にお会いすると「こんなにふんわりしていて柔らかい方なんだ」という印象を受けたと話しました。 女性だけでなく男性にとってもやさしい話となるよう、分かりやすく、人にやさしいジェンダーをテーマとしています。林先生は、この20分の講演が終わった後には、参加者全員が、ジェンダーの話を誰にでも話せるようになると伝えました。 林先生は、「人権」をキーワードに人間の生活や行動の部分からジェンダーを読み解き、非常に分かりやすいと評判です。 (中略) さらに、このジェンダーでの順位付けを都道府県別で見た結果、北海道が47位という衝撃的な結果となりました。林先生は3年連続で47位という結果を見て、北海道がジェンダー・イコーリティで遅れをとっている県であることを確信したといいます。 林先生は、2025年3月に鈴木知事の前で、北海道のこの状況について提言する機会があり、「お金はかからないから、道民に男女共同参画社会推進**緊急事態宣言**を是非してほしい」と訴えました。道民一人ひとりに47位であることを自覚してもらい、バームクーヘンの真ん中にいる私たち一人ひとりがどうしたらジェンダー平等を推進できるのかを考えてもらいたいとお願いしました。しかし、6ヶ月経った今も、緊急事態宣言は出されていません。 パネルディスカッション:北海道の課題と解決策 朝日新聞北海道支社長の小澤香(おざわ かおり)さんを迎え、北海道のジェンダー課題と解決策について議論しました。 小澤さんは、これまで「ジェンダー」を「社会的・文化的に作られた性差」と説明してきたが、林先生の「ありとあらゆる性別から、メスのみが妊娠・出産・授乳するセックスを引いた残り全てがジェンダー」という定義を聞き、すっきりしたと述べました。 地下鉄の女性専用車両と公平な扱い 小澤さんからは、札幌市営地下鉄の「女性と子どもの安心車両」の表示板に「男性のお客様のご協力により運行しています」と書かれていることについての意見が問われました。 林先生は、世界で女性を優遇するアファーマティブ・アクション(積極的改善措置)を行うと、必ず「男性差別である」という反論が出ると指摘します。しかし、ジェンダー・イコーリティの対象になったということは、男性が優遇されていた過去があり、下駄を履かせてもらっていたからだ、と述べました。 性犯罪の被害の90%以上が女性であるという現状を鑑みると、女性が男性と同じように通勤・通学できる環境を整えるためには、下駄を脱いでくれないならば、特別な何かを女性に与えるしかないという結論になります。これは男性差別ではなく、公平な扱い(エクイティ:Equity)であると説明しました。大人と子どもが同じ景色を見るために、子どもに踏み台をあげることと同じ論理です。 トイレの列でジェンダーを考える それは意思決定の場に女性がいないこと。 次に、小澤さんが取り上げたのは、公共の場での女子トイレの長蛇の列の問題です。朝日新聞の記者が調査したところ、駅やホールなどの公共空間で、男性の便器の数が女性の1.7倍多かったという結果が出ました。女性のトイレが混むのは、使う時間が長いから、という思い込みがあったが、単純に便器の数の問題だったのです。 このデータが公表されてから、稼働の仕切りを設けたり、男性・女性エリアを改造したりするなどの工夫が生まれてきました。さらに、2025年6月には、政府の経済対策に「女性のトイレ環境を整備するように」という方針が盛り込まれました。 (後略) ※全文はソースで↓ 引用元:…