1 : 2020年秋から実質的な活動休止状態になっているVTuber「夢月ロア」(登録者数33万人)が、2年10カ月ぶりにXを更新しました。 「にじさんじ」(同160万人)に所属する夢月は「人間にイタズラをするために魔界からやってきた13歳の悪魔」という設定で、独特な「なまり」口調が特徴のキャラクター。ファンからの人気も高かったのですが、後輩VTuberとのトラブルをきっかけに2020年秋から実質的な活動休止状態になっています。 トラブルの発端は、夢月が当時の新人VTuberの「金魚坂めいろ」(同6.5万人)に対して「夢月ロア特有の『なまり』に似た口調を可能な限り訂正してほしい」といった主旨の要望をしたこと。しかし、金魚坂は自身のなまり口調について、いわゆる「パクり」ではなく「生まれつき」だと主張。運営やファンを巻き込んだ騒動になった末、にじさんじが「契約の禁止行為に該当する発言」があったとして2020年10月に金魚坂との契約解除を発表しました。 この一件によって、ネット上で「夢月が新人イジメをした」「嫌がらせで新人を辞めさせた」などといった誹謗中傷が流れたことで炎上騒動に発展しました。 この騒動をめぐってネット上で焦点となっていたのは、「架空のキャラクターであるVTuberへの名誉毀損は認められるのか?」ということでした。通例では、名誉権を持つのは生身の人間や実在の法人に限られるとみられているためです。 私が約4年前に受任したVTuberに対する中傷事件につきまして、情報の発信者であるVTuberに対し、令和6年11月6日付で東京地方裁判所に民事訴訟を提起しました(郵送のため、事件の受付は明日以降になる見込みです)。以後係争中の事案になるため、詳細については控えますが(個別のご質…— 弁護士 小沢一仁 (@ozawakazuhito) November 6, 2024 続きはソースで 6 : 何が何だか分からない…