1: 田杉山脈 ★ 2024/10/31(木) 16:02:14.11 ID:Ac1UKQqL 2023年、米国の高校生ネキヤ・ジャクソンさんとカルセア・ジョンソンさんは、地元の高校のコンテストで驚くべき成果を披露した。それは、三角関数を用いてピタゴラスの定理を証明するという方法の発見であった。 「a^2+b^2=c^2」で表されるピタゴラスの定理は、よく知られている数学の基本定理である。この式は、直角三角形において、最も長い辺(斜辺)の2乗が、残りの二辺の2乗の和に等しいことを示している。 これまで数多くの数学者たちが代数学や幾何学を用いてこの定理を証明してきたが、三角関数による証明はより難しかった。三角関数の基本公式自体がピタゴラスの定理を前提としているため、循環論法に陥ってしまうためだ。 しかし彼女たちは、循環論法を回避した三角関数を用いた全く新しいアプローチで5つの証明方法を見いだすことに成功した。23年3月、米ジョージア州アトランタで開催された米国数学会の地域会議で研究成果を発表し、その後、厳密な査読プロセスを経て、1894年に創刊した数学雑誌「The American Mathematical Monthly」2024年11月号に、論文「Five or Ten New Proofs of the Pythagorean Theorem」として掲載されることとなった。 この論文で彼女たちは、三角関数を用いた5つの新しい証明方法を提示。これらの証明方法の特徴は、与えられた直角三角形から新しい直角三角形を作り出すというアプローチにある。 具体的には、元の三角形の3つの角度(α、β、90度)の整数倍の組み合わせで新しい三角形を構成する手法を用いた。この方法により、二等辺直角三角形以外の場合について、2αとβ-αを鋭角とする直角三角形をさまざまな方法で作り出すことができ、それぞれの方法が新しい証明につながることを示した。 引用元: ・【国際】米国の女子高校生2人「ピタゴラスの定理」を新証明 しかも5通り [田杉山脈★]…