1493: [1/6] 2019/07/24(水) 00:40:42.39 ID:36iZg3Ca0.net 怖くもないし実体験でもない伝聞になるんだけど良い? あ、良い。わかった。じゃあ、書くわ。(霊視の結果) 俺がまだ大学生だったころの話。 真っ赤な服きたおネーさんたちが紙袋に入ったモデムを手渡ししてたころ。 WEBチャットのひとつで、俺は自称・霊能力者のDさんと出会ったんだ。 平日も土日祝日も関係なくチャットルームに常駐してるものだから、 Dさんは長老とか常駐ボットとか皆には呼ばれてた。 なんでDさんが現代のソシャゲ廃人並みにネット依存してたかって言うと、 Dさんは日常生活に支障をきたすレベルで見えすぎちゃう人だったのよ。 会社勤めなんて当然のように無理で、バイトさえも無理で、 もう大学生って歳でもないからリアルの人間関係もズタボロだったわけ。 言ってしまえば、Dさんは寂しかったんだと思う。 Dさん、履歴書の上では30過ぎの無職のオッサンだからね。 いまでこそニートとか嘲笑交じりで社会認知されてるけど、 30過ぎていまだに職歴無しの無職のオッサンとか、 当時は現在に輪をかけて人間扱いされてなかったからな。 乾いた草すら生える余地のない不毛地帯だよ。マジで。 この時点でリアル怖い話なんだけど、本編はDさんから俺が聞いた話ね。 「本当は言っちゃいけないんだけど~」って前置きで言い訳をしながら、 聞いてもないのにDさんが話してくれたオカルトなお仕事の話。…