1: 煮卵 ★ 2024/10/21(月) 17:01:50.39 ID:zEv0mTWM9 【経営者目線】 「約束を守れ、嘘はつくな」。 私が理事長兼学校長をしている、中高一貫校「郁文館夢学園」で入学と同時に子供たちに教えることだ。 石破茂首相が就任してから約2週間がたった。 総裁選で威勢よく発言していたことを、ことごとく翻している。 「約束を守らない人」に、世間は冷たいものだ。私は今回の衆議院選挙、自民党は想定より敗北するのではないかとみている。自民・公明でも過半数を割るかもしれない。 連立政権に日本維新の会が入るのか、野党の連立政権になるのか、政界再編もありえるのではないかと思う。 そうなると各政党、必死の人気とりで大衆迎合のバラマキ政策に走る懸念がある。ますます財政再建は遠のき、世界から「円」は信用を失い「破綻」が現実のものとなることを、いちばん危惧している。 自民党のいわゆる裏金議員の「非公認」や「比例重複の対象外」の問題に注目が集まっているが、本来、人口が減っているのに、議員の数が減っていないことや、比例復活の制度そのものがおかしいと、国民は怒るべきだろう。 ニッポン放送の番組の企画で「もし新党を立ち上げるなら、どんな政策を掲げるか」と質問された。 私ならまず、国会議員の報酬を半分に引き下げる。参議院は廃止する。国の予算を見直し、歳出を3割削減する。その上で、消費税の増税をお願いする。これで、財政再建の道筋をつける。 一方で、国債や国内の株式を持っていた場合は相続税をゼロにするなど、1000兆円といわれる個人の金融資産を動かす政策を実行する。経営の原理原則に則しても国民のお金を動かして歳出を抑えていくしか生き残る方法はない。各党の公約を見ても、財政再建を真正面に掲げる政党がないことに危機感を募らせている。 能登半島は1月の地震に続き、豪雨災害に見舞われた。9日の解散前の党首討論で、立憲民主党の野田佳彦代表は石破首相の被災地視察に触れ、「あの場面をみるならば到底選挙なんかできないと思うはずだ」と追及した。道路は寸断され、投票所の体育館は避難所になっている。 地元自治体は復興作業に忙殺されている。石破首相は「アドバイザーの意見を聞き、選挙の実施に万全を期す」といったが、国民の大半は、納得も共感もしないだろう。 ワタミは能登半島の名旅館、加賀屋(石川県七尾市)監修のおせちを今年も販売する。現在も旅館は休業が続き、厳しい状況が続く中だが、総料理長監修の料理と、北陸の食材を可能な限り用いて応援したい。 経済を回すことこそ本当の復興だと思い、その一翼を担えればと思っている。被災地が大変な状況でも、今すぐ選挙をやった方が有利という「損得勘定」は国民も見透かしているだろう。 今回の総選挙、「損得」でなく「善悪」で政治を行う本物の政治家を国民も見定めるべきだろう。 (ワタミ代表取締役会長兼社長CEO・渡邉美樹) [夕刊フジ] 2024/10/18/ 17:00 引用元: ・【ワタミ代表】もし新党を立ち上げるなら「議員報酬半減」公約 [煮卵★]…