全国的なコメの在庫不足で、首都圏などでは入手が難しくなっている。県外に比べ品薄感がない沖縄では、観光客がコメを買って帰ったり、 県内在住者が県外に住む家族や知人に送ったりする動きが目立ち始めた。新米の流通が始まり、しばらくすれば需給の安定が見込めることから、 卸売業者は「必要な分だけ落ち着いて購入してほしい」と呼びかけている。 (中略) ■手荷物で米袋を持ち帰る観光客も ただ、お盆が明け、本来は9月ごろから消費が落ち着くはずだが、例年になく販売量が多い。 沖縄の在庫が安定しているという情報が出回り、県外からコメを買い付ける動きがある。 石垣市新栄町の「お食事処はるちゃん」を営む岩渕芳弘さん(84)は「千葉県からのお客さんはコメを10キロ買い、2千円かけて自宅に送ったようだ。 届くのに1週間かかるんだって」と苦笑い。大阪府の別の男性は手荷物で米袋を持ち帰ったという。 岩渕さんは「誰かがそうやって買っているのを聞くと、他の人も買い込んじゃうのかもね」と話す。 宮古島市のファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」でも、観光客がコメを買って配送を依頼する動きがあるという。 担当者は「観光客がわざわざ島で買うのは珍しい」と驚く。沖縄本島の大手スーパー担当者は「県外へ5キロサイズを送る人が目立つ」と話した。 ※詳しくは上記リンクより 関連記事…