1: どどん ★ 2024/08/27(火) 14:51:02.41 ID:cKDt6S+s9 物価高などの影響で美容室の倒産が相次ぐなか、激安料金の美容室が人気となっています。低価格を実現する独自の取り組みを取材しました。 店内で多くの客が順番待ちをしている美容室「ヘアサロンIWASAKI 東京自由が丘店」。人々のお目当ては、平日タイムサービスです。 株式会社ハクブン 広報部 岩崎麻由部長 「通常価格980円でカットしている店舗が多い。現在、タイムサービスの時間帯は690円でカットを提供」 なんと平日の午前10時から12時までの間は、税込み690円でカットを行っているというのです。(※洗髪なし) なぜ破格の値段でサービスを提供できるのでしょうか? 岩崎部長 「一般のサロンの3分の1の時間で、しかもクオリティーは落とさずにカットしている。技術に関してはオリジナルがある。時間を短縮する技法が多く含まれている。お会計も含めて20分以内には帰れる」 一般的な美容室の場合、カウンセリング、シャンプー、カット、ドライを行い、会計まで60分ほどかかるといいます。 しかし、この美容室ではカット1本に絞ることで、客の回転率を上げています。 さらに、時間を短縮できるカット技術をまとめた動画マニュアルを作成。新人美容師はそれを見て学ぶことができるので、育成にかかるコストを削減できるというのです。 昨今の物価高に対しても、こんな工夫がされていました。 岩崎部長 「今年に入ってから2%くらい材料費・光熱費が上がっている。最近、ネックペーパーを使用し始め、水道・光熱費を少し下げることができた」 カットの際に客の首元に巻くタオル。これを使い捨てできるネックペーパーに変更することで、タオルの洗濯にかかっていた費用を削減しました。 こうした企業努力で、この美容室は全国で1000店舗超えを達成。4月以降だけで50店舗近くも出店しています。 美容室に来た客(80代) 「すごく安いじゃない。1000円でも安いくらいかも。時間もかからないし、すべて満足しています」 一方、業界全体に目を向けると、光熱費や人件費の上昇などが原因で、全国的に美容室の倒産が増加しています。 東京商工リサーチによりますと、美容室の倒産件数は今年1月から4月で46件となっていて、これは過去10年で最多のペースです。 厳しい状況のなか、業績を伸ばしている美容室は他にもあります。 美容室に来た客(50代) 「価格が安いことが一番で。駅前なので、待っている間も用事を済ませられる」 板橋区にある美容室「チョキペタ 成増店」。カットとカラーの専門店で、料金はカット代が税込み1430円、カラー代が税込み2640円と格安です。 売り上げのおよそ8割を占めるのが女性客。店には多くの女性客に来店してもらうための戦略がありました。 株式会社C&P 営業部 上原薫部長 「40代以上の女性客がメインターゲット。お客様が買い物のついでにご利用いただいたり、便利よくご利用していただきたい。基本的には、スーパーに隣接した形で出店」 さらに、格安でサービスを提供するために店に導入したのが、カットのみの客はプラス550円で受けられるという「オートシャンプー」です。 客が機械にシャンプーしてもらっている間に、美容師は別の客のカットやカラーを行うことができ、回転率を上げられるのです。 美容室に来た客(70代) 「最高です。最初に来た時にオートシャンプーが気に入って」 番組スタッフもオートシャンプーを体験してみると、「水圧がすごいしっかりしていて、すごい頭皮がマッサージされている感覚」だということです。 他に、客自身が髪を乾かす「セルフブロー」や会計を行う「セルフレジ」も導入。こうした工夫で格安なサービスを提供できているのです。 上原部長 「お客様にはなるべくできることはやっていただく形で。待ち時間もなるべく、それで短縮できる」 激安カットの理由には、コストや時間のカットの工夫がありました。 (「グッド!モーニング」2024年8月27日放送分より) 引用元: ・690円カット美容室が全国拡大 平日タイムサービス順番待ち 物価高も工夫で価格維持 [どどん★]…