570 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/07/16(月) 13:08★★★呪いのファミコンカセット★★★スレよりコピペゲーム雑誌会社で働いていました。当時はゲームと毎日向かい合っていたので振り返るのをやめていましたが、会社自体が潰れてしばらくたち、どこの会社かばれても支障がなくなったので、その時のことを書いてみようと思います。仕事内容とは別に会社内でも色々な怖い話があるんですが、ソフトに関係した話を。ゲーム雑誌にはいわゆる裏技コーナーというページがあります。当時、私の会社では定期的に裏技集を集めた本を発行していました。そこには最新のソフトばかりでなく、昔の……それこそ、FCやメガドラ、あるいはもっとマイナーな滅亡機種の滅亡ソフトの技まで収録されていました(詳しい方なら出版社の検討が付いたと思います)。そこに収められている技についての読者からの質問は、新人編集が電話で答えることになっていました。収録されている限りはどんなソフトでもOKです。ある日、いつものように読者から電話がかかりました。ソフトはSS(セガサターン)の百物語について。収録されている101話の怪談がどうしても始まらないというのです。今となっては記憶が曖昧なのですが確かあれは、全100話分をすべて見ると見られるおまけみたいなものだったはずです。担当者はそういうような旨を電話口で伝えるのですが、相手は「でも見られない。初期出荷分だけなのではないか」と言います。そういう時やるのは、実際にこちらで確認してみる事でした。「こちらで確認しますので改めてお電話いただけますか?」「時間がないので、明日までのお願いします」電話を切ったのが午後6時前後。電話の相手は翌日の16時に電話をするとの事でした。ソフトを探す時間、100話分プレイする時間、技の確認。それを本来の仕事と平行しながら行わなければなりません。…