1 名前:仮面ウニダー ★:2024/03/25(月) 07:20:10.97 ID:ZY9CRc29.net 2014年の韓国映画「国際市場で逢いましょう」で、俳優ファン・ジョンミンが演じた主人公は、 ベトナム戦争に技術者として渡り、韓国軍と行動を共にする。 「想像してみよう。ベトナムの戦場に俺たちの子どもが金を稼ぎに来ていると…。こんなこと起きなければ良かったのに。 でも起きてしまった以上、(子どもでなく)自分が経験しているのが、せめて良かった」。 主人公は韓国に残る妻へ、こう手紙を送った。 1964~73年、韓国は米国の要請により、同じ自由主義陣営の南ベトナムに約32万5千人を派兵、約5千人が戦死した。 韓国メディアは1999年から韓国軍によるベトナムでの民間人虐殺を報じ出し、 2020年、ベトナムの女性が、韓国軍に家族を虐殺されたとして韓国政府に損害賠償を求める訴訟を韓国で起こした。 ー中略ー ▽市民団体の支援活動と、政府の「遺憾」 ー中略ー ▽政府機関、調査しないと決定 ー中略ー ▽加害と被害 ベトナム戦争では、南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)のゲリラが身を隠す密林を消滅させるため、 米軍が大量の枯れ葉剤を散布した。枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」は、 日本赤十字社が分離手術を支援し、日本でも広く知られている。 韓国・全南大の博士課程でベトナム戦争を研究する李在春さん(45)は、参戦した父を枯れ葉剤に起因する 悪性リンパ腫で亡くした。自身も遺伝の影響と疑う病状に苦しむ。 損害賠償訴訟のフォンニィ・フォンニャット村の事件については「当然のことを認めない」と韓国政府を批判しながらも 「動員された軍人は加害者でもあり被害者でもある」と、韓国社会がこの問題に向き合う難しさを語る。 ▽反発と自省 李さんは「参戦兵は、韓国政府がアピールするように『自由を守るための十字軍』と考えたのではない。 現実は(貧しい地方などから)食べる物がないから参戦した軍人たちだ」と指摘する。 昨年2月の判決直後、韓国の退役軍人の団体は「一部の民間人に被害を与えたケースがあり得るが、不可避な軍事作戦だった」 と反発した。一方、ベトナム参戦兵の聞き取り調査に取り組む市民団体「アーカイブ平和記憶」によると、 「ベトコンだけでなく一般市民も死んだだろう。擁護できない」などと話す元兵士もいる。 損害賠償訴訟の一審の口頭弁論では、ベトナムに派兵された元海兵隊員の柳振聲さん(78)が出廷し、 当時、民間人とみられる約70人の死体を見たと述べ、部隊で「隊員が武勇伝のように(殺害の様子を)話していた」と証言した。 当時は罪悪感を感じられなかったが、「戦争の残酷さを知らせたかった」ため証言に立ったと打ち明けた。 ▽日本の歴史問題も訴える弁護士ら ベトナム虐殺の原告側弁護団の中には、日本企業を相手取った元徴用工訴訟や、 日本政府を相手取った従軍慰安婦訴訟の原告担当弁護士も数人いる。 徴用工訴訟の原告も代理する林宰成弁護士は、「私は日本と戦っているのではないし、(虐殺を巡る裁判も) ベトナムと韓国が戦っているのでもないと思う」と話す。 「普遍的人権の問題として、ベトナムでの民間人虐殺について韓国政府は責任を取らねばならず、 日本植民地期の強制動員や慰安婦問題については日本政府と企業が責任を取らねばならない」と強調した。 47NEWS 3/24(日) 10:02配信 引用元:…