1: Ailuropoda melanoleuca ★ 2024/03/28(木) 17:30:57.82 ID:6X0dkgaN9 “禁断のダイエット”として昨年来、糖尿病薬ダイエットが話題になっている中、4月8日、日本で初めて「内臓脂肪を減らす薬」が薬局の店頭に並ぶ。これは、やせられない悩みを永遠に抱える私たちにとって福音となるのか、それとも──。 3月4日、大正製薬が、内臓脂肪と腹囲を減らす効果が期待できる市販薬「アライ」の発売を発表。国内では初の「内臓脂肪を減らす薬」で、“日本で初めてのやせる市販薬”として瞬く間に注目が集まった。今年2月には、肥満症薬、いわゆる糖尿病薬の一種であるGLP-1受容体作動薬「ウゴービ」が発売されたが、メカニズムや効果効能はまったく別物だという。医療ジャーナリストの木原洋美さんが解説する。 「GLP-1はインスリンの分泌を促し血糖値をコントロールおよび脂肪を分解する効果があります。小腸のほか、胃腸や脳にも働きかけ食欲を抑える作用もあるため“体重が減る”と注目されました。 アライは消化管の管腔内で、脂肪分解酵素リパーゼの活性を阻害し、食事由来の脂肪の吸収を抑制する薬です。通常、食事中に含まれる脂肪はすい臓から分泌される脂肪分解酵素リパーゼによって脂肪酸とグリセロールに加水分解されて腸管など消化管から体内に吸収されます。アライの有効成分であるオルリスタットは、このリパーゼの活性を妨げることで脂肪の吸収を抑制し、脂肪の約25%が便として排出されることが期待されています」 (中略) かように販売を厳格に管理・制限しているのは、やはり副作用があるから。 「長期投与試験における副作用発現率は約60%。主なものは、お尻からの油の漏れ、脂肪便、便失禁などです。そっとおならをするだけのつもりが、油状の便がじゅわっと一緒に漏れてしまうこともある。本来は必要のない人が使用することで、健康被害が出る可能性もあります」 油漏れはコントロールできない 気になるその効果を探るべく、本誌『女性セブン』では長年の不摂生がたたり、腹囲95cmとメタボに悩む40代の女性ライターが薬剤師監修のもと実際に使用。用法・用量は食事中または食後に1日3回とされているため、まずは1日目、朝食後に1カプセルを服用した。 腹痛や急激な便意にドキドキしていたが、しばらく経ってもどちらも予兆はなく、心配していた“油漏れ”の気配もない。昼食後、夕食後にもそれぞれ服用したが便がややゆるい感じがするだけで、目に見える効果はほとんどなかった。 2日目も朝昼に変化はなかったが、夕食に中華のフルコースを食べてから服用したところ、就寝前のトイレで便にベッタリとした油が……。便器内にも豚骨ラーメンの汁のようなベタッとした塊が浮いているのを見て「これが吸収されなかった油か!」と衝撃。 「寝ている間に油が漏れてベッドが悲惨なことになる」というネットで見かけた副作用を恐れ、生理用ナプキンを使用して就寝。朝までまったく便意を感じなかったにもかかわらず、朝起きるとナプキンには油染みのような汚れがつき、ナプキンをしていなかったらいったいどうなっていたのかと震える思いで、朝食後にまた服薬。その日は、在宅で外食などもしなかったせいか、油のような便も次第におさまった。 しかし、油漏れは自分ではまったくコントロールすることができないため、しばらくはナプキンが手放せない状態に。副作用に見合う結果が果たして本当にあるのか疑問のまま、一箱(18カプセル入り)を使い切って終了した。 健康増進効果の期待の方が大きい 海外では1997年に医療用医薬品として承認され、2007年以降は市販薬として認められたこともあり、個人輸入で使用していた人も少なくない。 本誌ライター同様、「気づいたときには便が漏れていた」「おならのつもりが便が出てしまい洋服を汚した」「朝起きるとパジャマや布団が油まみれになった」という実体験を語る人も多い一方、使用を続けることで「メタボが解消された」「お腹まわりが次第に細く、薄くなっていき、顔も一回り小さくなった」「周囲から『やせた?』と驚かれることが増えた」など効果についての感想も聞こえている。 「臨床試験では52週にわたって使用することで内臓脂肪が2割減少したと報告されていますが、女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪が多く、2割脂肪が減ったからといって体重が2割減るわけではない。また、ウゴービと違って食欲抑制効果はありません。むしろ生活習慣改善と併せて、糖尿病や高血圧発症などの確率を下げるという健康増進効果の期待の方が大きい薬です」 体の内側から脂肪を減らし、体質を変える夢の薬。あなたはどうつきあう? 全文はソースをご覧ください 【画像】 学校の暖房がこれだったやつ、爺確定だぞwwwww…