1:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2022/06/21(火) 04:26:52.900ID:EMuup7r80 最近のやつも貼るぜ こっちのスレにも来てくれよな。 俺が住むマンションには、エレベーターが1基しかない。 それもなんだか薄暗いし、5〜6人で定員オーバーになるし、大人3人も乗ると窮屈に感じるような手狭なものだ。 だから気持ちは分かるのだが、他の住人と乗り合わせるときに、嫌な顔をしたり、混んでいるとあからさまに舌打ちするような奴もいて、それはどうなんだと思ってしまう。 俺が内心狙っている、清楚な感じの女子大生っぽい女の子がいるんだけど、彼女なんか扉が開いて、俺が中に乗っているのに気づくと、すごい顔で見てくる。 俺がなにか悪いことでもしたか? と聞きたくなるが、視界にも入れたくないとばかりにこっちに背を向けてしまう。 毎回、足早に降りる彼女の背中を見送るたびに、俺がそんなに気に食わないならエレベーターを使わなきゃ良いのに……と思うのだが、10階の住人である彼女としてはそうもいかないのだろう。 俺は心に決めていた。いつか、ちゃんと彼女に声をかけよう。話しかけて、向こうから会話を交わせばきっかけになる。経験から分かっていた。 その日は、3階に住むカップルと7階の老夫婦と一緒だった。彼女も二人きりでなければ良いのか、こちらを睨むようなことはなかった。 彼女は、自分が住む最上階まで乗らず、夫婦の後を追うように7階で降りてしまった。 俺は思わずそれを追いかける。 非常階段を上る彼女に、下から声をかける。 「なんでそんなに僕を避けるんですか?」 「ねえ、あなたと仲良くなりたいんです」 「僕が何かしましたか?」 「聞いてくださいよ。見えてるんでしょ?」 結局彼女は、俺と会話を交わしてはくれなかった。 なんだ、ルールを知ってたのか。 9:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2022/06/21(火) 04:34:42.773ID:EMuup7r80 解説 >>1 語り手は死んでて、語り手に話しかけたら道連れにされてしまう。 2:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2022/06/21(火) 04:27:30.291ID:EMuup7r80 パチ●コの帰り道、ふと見上げると街路樹に何かが引っ掛かっていた。 少し気になった私は近くに落ちてた枝を使って、それを落とした。 なんてことはない。ただの紙飛行機だ。 しかし広げてみると拙い字でこう書かれていた。 『助けて!』 私はドキッとした。一体誰がどこから飛ばしたのだろう? 近くには大きな団地がある。私には心当たりがあった。 怒りを抑えながら足早でその部屋に向かった。 41:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2022/06/21(火) 05:08:56.089ID:EMuup7r80 解説全部貼っとく >>2 語り手が誰かを団地で監禁してる…