年末年始などの大型連休の期間は、家族や友達と一緒にクルマに乗って出かける人も多いでしょう。 しかし、クルマを運転中のドライバーがやってしまいがちな行為が、実は状況によって交通違反になってしまう可能性があるといいます。 クルマを運転するドライバーは、法律で定められている道路交通法のもと、安全運転を遵守する必要があります。 なかでもドライバーがついやってしまいがちなのが、走行中に片手でハンドルを握りながら、もう片方の手で飲み物を飲んだり、おにぎりなどを食べたりといった行為です。 片手が飲食物で塞がれていることから、前述の規定であるクルマの装置を正しく使えていない、いわゆる“片手運転”をしているといった状態ともいえます。 ではこうした片手で飲食をしながらの運転は違反になる可能性はあるのでしょうか。これについて、都内警察署の担当者は以下のように話します。 「おにぎりを食べながら運転していた、飲み物を飲んでいたから違反で切符を切るということはありません。 ですが、これによって不注意で事故を起こしてしまった場合、安全運転義務違反になる可能性があります。 道路交通法では、『運転に集中しなければいけない』という決まりがあるため、ながら運転はしないように心がけていただければと思います」…