1: 名無しさん@涙目です。(東京都) [ヌコ] 2023/12/28(木) 12:52:36.93 ID:ZoWZbIur0● BE:837857943-PLT(17930) sssp://img.5ch.net/ico/u_utyuu.gif 『貧困女子の世界』(中村淳彦 編著、宝島SUGOI文庫)を読む。風俗で働かないと大学に通えず、生活ができない女子大生が 非常に多い。これが“日常”であることが、この国の異常さのあらわれだ。 とくに気になるのは第二章「女子大生の貧困世界」にかなりのページ数が割かれている点だ。 この十数年、大学キャンパスは貧困の巣窟だ。学生たちは日本が選択した新自由主義路線によって、あらゆる方向から割を食っている。 具体的には雇用政策による親の収入減、学費の高騰、親の無理解による給付放棄、そんななかでコロナショックに襲われている。 ただでさえ苦しいなかでオンライン授業を強制され、生活のかかったアルバイト先はなくなり、楽しみにしていた成人式は奪われ、 それでも容赦なく高額な学費納入を迫られている。(60ページより) これが“どこにでもある女子大生の日常”になっている異常さ たとえばここでは、東京六大学文系学部の3年生の証言が紹介されている。2020年3月、著者がある衆議院議員に“大学生の貧困”の 現状報告をするため永田町の議員会館を訪ねた際、そこに同行した女子大生だ。 「ピンサロで働き始めたのは大学2年の夏休みからです。どう考えても大学生を続けるためには、もうそれしかないって判断でした。 〇〇駅近くのピンサロで30分8000円の店、時給2000円。基本時給に指名料や歩合給がつきます。コロナ前だったら1日2万円くらいは稼げて、 今はその4割くらい。仕事内容はお客1人につき30分で15分しゃべって15分でプレイとか。(後略)」 多摩地区にあるマンションは家賃6万5000円。光熱費2万円、携帯代8000円、食費4万円と、固定費だけで13万円弱。さらにサークル、 交遊、洋服、書籍、交通費などを含めると月の生活費は20万円近くに。月12万円の第二種奨学金をフルで借りており、 学費を引いた残りを生活費にあてているという。 著者によれば、彼女が話しているのは“どこにでもある女子大生の日常”なのだそうだ。著者と同年齢の女性秘書は話を聞きながら 泣いてしまったというが、たしかに涙を誘うほどショッキングな話ではある。 いずれにしても、こういったことが日常化していることこそがこの国の異常性なのではないだろうか? 引用元:…