1:ばーど ★:2023/12/27(水) 07:29:15.47 ID:Sh6LEugF9.net 車両安全の認証不正問題でダイハツ工業は26日、本社工場(大阪府池田市)の稼働を停止した。これにより、国内4工場全てがストップした。国土交通省は同社を立ち入り検査し、車両が安全や保安基準に適合するか確認を進めるが、検証項目は多岐にわたり、出荷停止が長期化する恐れもある。そうなれば中古車市場でのダイハツ車にも大きな影響を及ぼす可能性が高まる。 ■ダイハツ車駆け込み需要も 自動車用品や中古車を販売する店舗「オートバックス」を運営するオートバックスセブンによると、現時点で不正問題によるダイハツの中古車の買い取り価格や販売価格に影響はないとしている。 ただ、ダイハツ車の出荷停止が長期化した場合は、中古車市場にも2つの動きが起きる可能性を指摘する。ひとつは、ダイハツの「タント」や「ムーヴ」といった特定の人気軽自動車の需要拡大だ。「新車が流通しないとなると、現存する中古車を買い求める駆け込み需要の動きが活発化する。そうなると、ダイハツの人気車種の買い取り価格と販売価格も上昇傾向となる」(担当者)とみている。 ■ダイハツ車見限る動きも もうひとつの可能性は、ダイハツ車から別のメーカーの形式が似た車種への買い替え促進だ。「ダイハツ車の利用者が買い替えでダイハツ車を選ばず、ホンダのN-BOXやスズキのワゴンRといった他社の人気車種に置き換わる一定の需要シフトが起きる」と予想する。 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した、11月の車名別国内新車販売台数では、軽自動車の上位10車種のうち4車種をダイハツが占める。ダイハツ車の出荷停止が長引けば、このランキングにも大きな変化が及ぶのは間違いない。 産経新聞 2023/12/26 16:06…