1:ばーど ★:2023/12/25(月) 19:42:36.79 ID:Ile5pVzM9.net 2023年12月25日、ダイハツ工業は一部報道機関に対して、認証試験不正問題の(お客様を含む)ステークホルダー向け説明進捗報告を実施した。そこで、先日の第三者委員会報告書にあった認証試験不正174件、64車種に関して「ただちに使用をお控えいただく状況ではない」と話した。以下、主な疑問とやりとりを速報でお伝えします。 ■なぜ「ただちに使用を控える必要はない」といえるのか? 「お客様おひとりおひとりに向けて、各販売店を通じて、お客様の状況に合わせて対応させていただいております」 ダイハツ工業は12月25日、報道機関に対して、今回の認証試験不正問題の対応に関する説明会をオンラインで実施。その冒頭で、上記のとおり進捗を説明した。現在、全国のダイハツ販売店では(ダイハツの新型車全車種出荷停止を受けて)新車販売を停止しており、ユーザーからの問い合わせに対応しているとのこと(ダイハツ製車両をOEM供給していたトヨタ、スバル、マツダでも、該当車種に関して順次同様の対応を実施するそう)。 今回の認証試験不正問題を受けて、多くのダイハツ車ユーザーがダイハツへ問い合わせをかけているが、中には「出荷停止といっても12月にどうしても納車してもらわないと困る」という方や、「注文をキャンセルしたい」という方もいる。現実問題として、現在ダイハツの生産工場は出荷(生産)をすべて止めており、今後新車販売が再開する時期は見通せていない。それも踏まえて、各販売店ではお客様の要望とダイハツ側で「できること」(代車を用意したり注文をキャンセルし先払いぶんを返金したり)をすり合わせているという。 そうしたなかで、いま現在、「認証試験不正問題があったとされる車種」にお乗りのダイハツ車ユーザーに関しては、「ただちに使用を控えていただくという状況にはありません」(つまり「使い続けても問題ない」ということ)とのこと。 本件、気になる点はたくさんあるが、まずは2点。ひとつめは「何をもってして、"使用していても問題ない"という判断になったか」。 ダイハツ車の認証試験不正問題が表面化したのは今年(2023年)4月下旬。当初は海外向け仕様のみだったが、その後すぐに国内向け生産車両でも認証試験における不正が発覚した。 それから7カ月、12月20日に第三者委員会から提出された調査報告書によれば、認証試験不正は過去生産モデルやOEM車も含めて64車種、174件におよぶという。ここには現行ダイハツ車すべてと、直近の販売モデルの多数が含まれている。 この問題に関しては、発覚以降ダイハツだけで1000名を超える技術者が「再検査」に携わって、親会社であるトヨタの技術者も大量に入って徹底的に不正の洗い出しと「いま乗っていても安全上問題がないか」を確認したという。 同じグループの確認だけでは心もとないからと、再確認の手法や手続きに問題がないか、書類の並べ方ひとつとっても正しい手順どおりかを、外部認証会社テュフ・ラインランド・ジャパン社が確認したとのこと。 このような洗い出しと再調査をへて「ただちに使用を控えるような状況にはない」というアナウンスにつながっているそう。(略) ■(今回の認証試験不正対象車でも)「車検は問題なくとおります」 もう一点の疑問は、「認証試験不正問題が最初に発覚したのは今年(2023年)5月、なぜ12月の第三者委員会の報告書提出・発表まで普段と変わらず生産し続け、販売し続けていたのか?発表→全車出荷+販売停止とせず、もっと段階的に準備できたのではないか?」という点。 これについてはダイハツも(親会社であるトヨタも)対応に相当悩んだそうで、もし調査の途中で「(ただちに使用を控えたほうがいい)安全上に問題がある」という事例が出てくれば、その時点で情報を公開し、使用を控えるよう告知する用意があったが、上述の徹底した再調査により、調査後半に見つかったキャスト/ピクシスジョイでの「側面衝突時のドアロック解除問題」以外はすべて法規の範囲内に収まっているとのこと。 そうであれば、五月雨式に発表して不安と混乱を招くよりも、対応を取りまとめてまとめて発表すべきという判断になったとのこと。 また、上述のキャスト/ピクシスジョイも含めて、今回の認証試験不正対象カ所については、(12月末が期限のユーザーも多いだろうが)車検も問題なく通過するそう。 以下全文はソース先で 12/25(月) 17:33 ベストカーWeb…