東京・新宿区の道路でハトをひき殺したとして逮捕されたタクシー運転手の50歳の男性が6日午後、釈放されました。 タクシー運転手の男性は先月、新宿区西新宿の道路上にいたカワラバト1羽をタクシーでひき殺した鳥獣保護法違反の疑いで今月3日に逮捕され、5日に送検されていましたが、6日午後5時45分に釈放されました。 警視庁によりますと、通行人がアクセル音を聞いて振り返るとタクシーがハトをはねていたことから、110番通報したことで事件が発覚しました。 警視庁はその後、獣医による解剖を実施し、ハトの死因は外傷性ショックと特定されました。 男性は逮捕後の取り調べに対して「道路は人間のものなので、よけるのはハトの方」などと供述していました。 警視庁は今後、在宅で捜査を続ける方針です。…