1 名前:仮面ウニダー ★:2023/11/05(日) 12:32:04.07 ID:+eQ/MIuA.net ・韓国「190個のメダル」のウラで「兵役問題」が浮上 中国・杭州で熱戦が繰り広げられていたアジア大会は10月に幕を閉じた。 今大会、韓国は中国、日本に次ぐ第3位で190個のメダルを獲得した。 野球、サッカーではともに金メダルに輝き、特に野球は3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で予選すら突破できず 国民を大きく失望させたことを考えても、今回の大会でリベンジを果たしたと沸いている。 好成績をおさめた今大会では、選手たちの健闘もさることながら、 もう一方で注目されたのが選手たちの競技結果と兵役免除をめぐる待遇についてである。 韓国の選手たちの闘争心や気合の入り方について「兵役免除がかかっているからだ」という声も一部では聞かれるし、 確かにそれも否定できない反面、韓国内ではスポーツ選手の兵役免除の基準について疑問視する見方も広がっている。 韓国でスポーツ選手の兵役免除が一躍注目を集めたのは、2002年のサッカーワールドカップでの大躍進であった。 韓国はこの大会において快進撃でベスト4入りを果たし、アジア初の決勝進出の期待もかかっていた。 しかし、ベスト4でスペインにPK戦の末に破れた。それでも、韓国サッカー界に新たな歴史を刻んだことが評価されたことなどから、 当時、兵役に就いていなかった代表チームの選手10人を兵役免除とする決定がされたのだ。 ・「大バッシング」が起きたワケ この中には、大会でスター選手となった安貞恒(アン・ジョンファン)選手や、後に英国のプレミアリーグでも活躍した 朴智星(パク・チソン)選手も含まれ、以降、サッカー選手については「オリンピックでのメダル獲得、 アジア大会での金メダル、ワールドカップでのベスト16以上」が兵役免除の条件となった。 しかも、この時はまだ兵役期間は26ヵ月~最長で30ヵ月と現在よりも長かった。 今大会、好調であった韓国勢であったが、思わぬアクションから金メダル及び兵役免除を逃し、国民からバッシングに遭ったチームがある。 ローラースケート競技代表チームは3000mリレーの決勝に出場し、優勝候補と目されていた。 競技は予想通り、韓国代表チームが快調な走りを見せてトップをキープ、ここのままゴールかと思われたが、ゴール前で勝利を確信し、 ガッツポーズで喜びを爆発させている隙に何と2位の台湾チームがゴールイン。金メダルを逃すという失態を犯してしまったのである。 逆転した台湾チームとの秒差は実に0.01秒差であったいうのだから筆舌に尽くしがたい。 ・「モチベーション」と「兵役免除」 この結果、国民からは「ありえない失態だ」、「兵役免除のことが頭に一杯でうつつを抜かしたのか」などと厳しい意見と非難が相次ぎ、 選手たちは「期待を裏切り申し訳ない。軽率な行動であった」と謝罪のコメントを発表するものの、 騒ぎは沈静化せずむしろ火に油を注ぐこととなった。 また、「選手のモチベーションが国家代表としてよりも兵役免除が目的となっているようで正直複雑だ」という声が聞かれ、 スポーツ選手の国際大会での好成績と兵役免除の基準の曖昧についての指摘も出ている始末だ。 特にサッカーや野球のチームで行う球技については、競技にはほとんど出場しない選手もチームの一員として免除対象になること、 さらに近年は「eスポーツ」のオンラインゲームや「頭脳のスポーツ」と言われる囲碁でも国際大会での成績次第で やはり兵役免除の恩恵を受けられることについて、待遇への疑問視が強まっているのが現状である。 田中 美蘭(ライター) 11/5(日) 7:34配信 引用元:…