1 名前:仮面ウニダー ★:2023/10/13(金) 14:15:27.37 ID:gUgP+vfl.net ・「韓国経済の悪化」の“深層” 韓国の経済に「末期症状」が出てきた。 この夏、話題になったのは与野党の議員が金融機関などから入手した資料を発表した統計結果であり、 20代の「借金の延滞率」と「債務免除を受けた件数」が、他の年代と比較しても突出していたことがわかり、社会に衝撃を与えた。 韓国での借金苦の背景には、ひとつには「就職難」がある。 が、その一方で韓国でも働き手の人手不足は常々言われているという側面も忘れてはいけないだろう。 そうした中で、若者たちの職に対する理想やモチベーションが肉体労働やサービス業といったキツイ仕事よりも、 「楽で条件が良い仕事」にこだわっている側面が状況を悪化させている側面は否めない。 実際、人手不足にあえぐのは、まさに若者たちが敬遠する業種や中小企業が多いというのがリアルな現実である。 これは単なる「韓国経済の悪化」を超えて、より深刻な事態が足元で起きているといえる。 ・韓国で広がる「物質主義」 韓国では、そうした中にあって、若者たちの「物質主義」について指摘されることも増えている。 韓国の大学で講師として教鞭をとっている筆者の友人は、学生たちを見ているとやはり「物質主義」が浸透していることを感じるという。 特に、社会人として自立もしていない彼らの価値観や金銭感覚に違和感や不安を覚えることもあると言うのだ。 別の友人からは夫の職場の話として「20代や30代ほど、車も高級外車にこだわっている」ということを聞いた。 韓国では、10代を含め30代までを「MZ世代」と表すが、この世代の多くは子どもの頃より身近にネットに触れてきて、 SNSが生活と大きく密着している。 SNSではインフルエンサーや、YouTuberの輝くような成功談や生活を見聞きして、それに影響されている者も多いという。 ・日本も「対岸の火事」ではない 確かに、デパートに行けば高級ブランド店には行列ができていたり、 街中には高級外車があふれるなど一見すると「韓国の経済が悪いというのは本当なのか?」という錯覚に陥りそうになる。 高級ブランドや高級車への憧れや執着を持ったり、好むことは悪いことではない。 しかし、問題は身の丈に合った金銭感覚を持たずに、安易に投資に手を出したり、借金を重ねることで困窮に陥っていることである。 今のこの状況は「物質主義」が行き過ぎた結果と言えるのかも知れない。しかし、生活が向上し、便利になりながらも絶えず、 プレッシャーに追われたり、先行きが明るいとは言えない未来を考えると閉塞感がつのっているとも言えるだろう。 だからこそ、若者ばかりを責めることはできない上、この傾向は韓国に限らず世界的なものであるのかもしれないと考えるのである。 日本も「対岸の火事」ではない。 ー後略ー 田中 美蘭(ライター) 10/13(金) 7:33配信 引用元:…