元スレ 全てのレス 2: ◆ikbHUwR.fw:2017/05/09(火) 05:28:15.33 :SEqu5qx+0 周子「エピクロス主義?」 志希「そ、人間は快楽を産出する行為をなすべきであるって思想。エピクロス主義者のことをエピュキュリアンともゆー。ホントはもっと細かな派生とか、それぞれに解釈の違いとかがあって、一概にこういうものとは言い切れないんだけどねー」 周子「なんか小難しいねー、つまりどういうこと?」 志希「自分が楽しいと思うことをやるのが結果的に体にもいいみたいな感じかにゃ?」 周子「たとえば?」 志希「気温の低いところで、暖かいものに触れると気持ちいいでしょ。寒さってのは人体に害だからね、自分の体を守ろうとする行為を快楽と感じるのだ」 周子「それはまぁ、わかるかな」 志希「空腹感なんかもわかりやすいかな。エネルギー不足の信号。だからおなかを空かせたごはんは美味しい」 周子「なるほど」 志希「同様に、苦痛だと感じることは体によくないとも言えるわけだねー。食欲がないときに無理して食べるとかね」 周子「ふーん?」 志希「ちょっと昔は食事に対する信仰ってのはやたらめったら強くてね。『体が弱ってるなら無理にでも食べるべきだ!』なーんて言う人が珍しくなかったらしいよ。だけど、食欲がないってのは、消化器官、胃とか腸が弱ってるのが原因の大半で、そんなところにがっつり食べ物押し込まれたら、一層胃腸にダメージが来る。当然だね。食欲がないのなら、食べないことが正しい。こんなのもエピクロスの一例」…