1: アカントプレウリバクター(長野県) [US] 2023/08/30(水) 20:03:15.98 ID:h7h4ybyY0● BE:323057825-PLT(13000) sssp://img.5ch.net/premium/3755621.gif キリンホールディングスのパッケージイノベーション研究所は、ペットボトルに直接印刷できる 「リサイクル対応ペットボトル ダイレクト印刷技術」(Recyclable Direct PET bottle Printing technology:RDP技術)を開発したと発表した。 飲料販売のスタンダードとなっているペットボトルだが、そのラベルにはブランディングの意味合いのほかに、 製造者情報や賞味期限、原材料など、販売するにあたって定められた表示を記載するという役割がある。 一方で、ペットボトルからペットボトルへの「ボトル to ボトル」のリサイクルを推進するには、品質を落とさないため、ラベルを剥がし、分別して回収する必要がある。 とりわけ、駅や商業施設など、家庭以外から回収されるペットボトルは、ラベルが剥がされていない場合が多く、課題になっていた。 ラベルを使用せず、ペットボトルに直接印刷すれば解決する、と考えるのは早計で、一般的なインクで印刷すると、PET樹脂への着色が残り、 透明性や品質が損なわれる恐れがあり、PETボトルリサイクル推進協議会が定めるガイドラインでは、直接印刷が禁止されている。 今回、新たに開発されたのは、富士フイルムが開発した「剥離インク」を使用して、ペットボトルに印刷するという技術。 樹脂との密着力を制御することで、リサイクル工程の洗浄液中で剥がれ、PET樹脂と分離できる。 同社によれば、独自のデジタル印刷技術が用いられており、従来のラベル印刷に必要な製版も不要で、 ペットボトル1本ごとにデザインを変えて印刷することもでき、多様なニーズに対応できるという。 ラベルに使用していた樹脂フィルムも不要になり、ペットボトル1本あたりのプラスチック使用量を約8%、 ラベル使用によるGHG(温室効果ガス)排出量を約84%削減できるとしている。 キリン、ペットボトルに直接印刷できる技術を開発 引用元:…