[ 1 ] ひきこもりの人や家族を支援するマニュアル(指針)づくりに反映させるため、 厚生労働省が2023年度に全自治体を対象にした初の実態調査を行うことが5日、分かった。 ひきこもりが長期化し、高齢の親(80代)と子ども(50代)が生活に困窮する「8050問題」が深刻になっており、各地の相談事例や課題を把握。多様な悩みに寄り添う「伴走型」支援につなげる狙い。 内閣府によると、全国でひきこもり状態にある人は15~64歳で推計146万人。 学校や職場での悩み、いじめ、パワハラなど理由はさまざまだ。…