1:蚤の市 ★:2023/07/03(月) 18:41:18.86 ID:nUaxaNFm9 自動車販売の業界団体が3日発表した2023年1~6月(上期)の国内の新車販売台数(軽自動車含む)は前年同期比17%増の245万600台だった。半導体不足が深刻で車を生産できなかった22年上期と比べ改善したが、新型コロナウイルス禍前の19年と比べると1割減にとどまる。メーカー別にみると生産回復が進んだトヨタ自動車はコロナ禍前を上回っており、明暗が分かれている。 ブランド別でトヨタ(レクサス除く)が前年同期比30%増の82万6865台。コロナ禍前の19年上期の実績を3%上回った。レクサスも前年同期比2.4倍の5万1247台と大きく伸びた。半導体確保が進み、22年から積み上がった受注残の解消が進んでいる。 自動車メーカー各社の生産が滞ったことで国内外で納車に要する期間が伸びていたが、トヨタは特に深刻だった国内向けの供給を優先するため、国内で生産した新車の米国などへの輸出比率を下げた。さらに搭載する半導体の共通化や汎用品への代替などを進めて、半導体不足が生産に与える影響を最小限に抑えたことが奏功した。 一方、ホンダは前年同期比3%減の28万2016台で、コロナ禍前比では3割減。日産自動車は前年同期比10%増の25万705台だったが、コロナ禍前との比較では2割減の水準。両社とも受注自体は高い水準だが、生産の回復が比較的遅く、新車販売の停滞につながっている。 スズキは2月と6月に半導体不足を理由に工場を一時停止した。ダイハツ工業も同様に5月に工場の一時停止を強いられた。半導体需給は徐々に緩和しているものの、依然としてメーカーの悩みの種となっているのが現状だ。 6月単月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は前年同月比20%増の39万2719台だった。内訳は登録車が32%増の25万9794台。軽自動車は2%増の13万2925台。 日本経済新聞 2023年7月3日 15:20 (2023年7月3日 18:20更新)…