1: oops ★ 2023/05/14(日) 00:34:31.45 ID:qvJeI5ie ドイツ、ライプツィヒにあるマックス・プランク進化人類学研究所のクリーンルームで作業する遺伝学者のマティアス・マイヤー氏。マイヤー氏は動物の骨製の遺物からヒトのDNAを抽出する技術を開発したチームのひとりだ。(PHOTOGRAPH BY MAX PLANCK INSTITUTE FOR EVOLUTIONARY ANTHROPOLOGY) シカの歯で作られた遺物、試料を壊さずに分析できる 古代のDNAは考古学を変えた。遺体に残る遺伝物質を増やすことで、古代人の性別や祖先を特定することが可能になった。今や数十万年前のDNAまで研究できるようになり、米大陸に初めて到達した人類や、ネアンデルタール人の行方など、遠い昔の出来事について新たな理解をもたらしている。 このほど約2万年前の女性が身に着けていたと思われるシカの歯のペンダントからヒトのDNAが抽出され、2023年5月3日付けで学術誌「Nature」に論文が発表された。ほかの動物を材料にした遺物から古代人のDNAが取り出されたのはこれが初めて。研究チームは、この画期的な手法によって将来、ある道具をどの種のヒト族が作ったか、あるいは、古代人は皮の縫製や骨で槍(やり)先を作るなどの仕事をどのように男女間で分担していたかといった重要な情報が明らかになることを期待している。 また、この新しいDNA抽出技術は、骨製の遺物にダメージを与えることなく年代測定が可能で、この点では、小さな試料の破壊を伴う放射性炭素年代測定法に勝る。 「これは原理を証明した研究です」と論文の最終著者であるマティアス・マイヤー氏は言う。氏はドイツ、マックス・プランク進化人類学研究所の遺伝学者だ。「これが新たな知見につながるまでには時間がかかると思いますが、大きな発見になるでしょう」 ※以下省略。記事全文はソース元にて 2023.05.13 ■論文はこちら Ancient human DNA recovered from a Palaeolithic pendant ■関連スレ 【解説/進化人類学】古代人のDNA解析 (世界を変える10大技術 2023年版) [すらいむ★] 引用元: ・【分子人類学】2万年前のペンダントから女性のDNAを発見、画期的な新技術で [oops★]…