1:2023/01/04(水) 21:15:40.46ID:0PebWecO9FNNプライムオンライン 2023年1月4日 17:40とうの昔、子どもの頃に治ったと思った病気。しかし、そのウイルスは体内でずっと生きていた。そして、大人になってから再び暴れ出し、「帯状疱疹」を発症させてしまう。しかも、“失明”や“難聴”のリスクさえ…。重症化すると後遺症も残る、やっかいな病気である。その「帯状疱疹」が、コロナ禍で世界的に急増しているという。もともと中高年に多い疾患だったが、近年は20~40代の若年層にも増えている。「帯状疱疹」の症状は人によって異なるが、ブツブツ、斑点、水ぶくれが帯状に出てくる。服が触れるだけでも強い痛みがあったり、夜も眠れない状態になる場合もある。そして、身体のどこに症状が出るかに注意が必要だ。「帯状疱疹」が目の近くに出ると、視力低下を招くことがある。場合によっては失明することもあり得る。また、顔面神経で発症すれば顔面まひを、耳近くの聴神経にかかれば難聴をひき起こすことも少なくない。⬛コロナ禍で世界的に急増…その理由はコロナ禍で「帯状疱疹」が若年層にも増加したとされているが、その理由は何だろうか。新型コロナ・ワクチンを接種した後に「帯状疱疹」を発症した症例が報告されたこともあり、その関連性に関心が集まっていた。しかし、11月に、米国医師会発行の専門誌に掲載された論文では、データ解析の結果、「新型コロナ・ワクチンによる帯状疱疹の増加は認められない」と結論づけている。「帯状疱疹」増加に影響を与えたのは、ワクチンではなく、むしろコロナ禍に生じた心理的ストレスであろう。と言うのも、ストレス等による免疫力低下が、「帯状疱疹」の引き金になるからだ。「帯状疱疹」の原因は、多くの人が子どもの頃に感染した「水ぼうそう」のウイルスである。実は、水ぼうそうが治っても、そのウイルスは完全に体から排除出来た訳ではない。ウイルスは神経の奥深くに潜り込み、再度暴れ出す好機をずっと待っているのだ。そして、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下すると、神経に潜んでいたウイルスが再び目覚めて暴れだし、今度は「帯状疱疹」を発症することになる。長いコロナ禍で、感染への不安、収入の減少、テレワーク等による生活スタイルの激変…これらは非常に大きなストレスになる。また、外出や会食など人との交流も長らく制限され、ストレス発散も難しくなっていた。若い層にも、「帯状疱疹」のリスクが高まる状況が続いていた。「帯状疱疹」は、ストレスに苦しむ心のSOSでもあるのだ。⬛予防効果50%を選ぶのか、90%を選ぶのか…2種類のワクチンしかし「帯状疱疹」には対抗策がある。対象は50歳以上となるが、予防ワクチンがあるのだ。ワクチンには2種類ある。※全文はソースでご確認ください関連記事…