何を書いても構いませんので@生活板128397: 名無し 22/12/12(月) 13:50:20 ID:cA.wv.L1 エンタメ作品を楽しめるタイミングってあるよね。それを逃すと楽しさが半減してしまうというか…自分はもう30代半ばなんだけど、先日初めて『ホーム・アローン』を見た。子供の頃は偶然見る機会がなくて、大人になってからは「評判いい映画だし、適当に見るんじゃなくてきちんとしたタイミング(?)で心して見よう」なんて思ってたらこんな時期に。夫は子供の頃から何度も見ててこの作品が大好きで、泥棒がイタズラに引っかかるシーンでは大爆笑。子供も一緒にゲラゲラ笑って楽しんでた。でも、自分はいちいち「ひいぃ、痛い!」と思ってしまって夫や子供ほどには純粋に楽しめなかった。泥棒が尖ったおもちゃ?を踏んで痛がるシーンでは、レゴブロックを踏んで悶絶した時の記憶が蘇ったし、ミニカーを踏んですっ転ぶシーンも、同じことやって腰を痛めたことがあるのであの時の痛みを思い出してしまって…多分、少なくとも自分は、イタズラを子供目線で楽しめる若いうちにこの映画を見るべきだったんだな…と思った。逆に、若いうちに見ておいてよかったな∼と思ったのが『プロポーズ大作戦』。主人公が頑張った結果、幼馴染が振り向いてくれた(っぽい)ので「よかった∼!ハッピーエンドだ!」なんて当時女子中学生だった自分は友達と盛り上がって、作品をとても楽しんでた。でも、いざ自分が結婚や結婚式を経験してみると、「こんなに準備が大変で、しかも大勢の人が関わってるのに、花嫁が結婚式から逃げ出すって迷惑どころの話じゃないよね?親から勘当されてもおかしくないし、上司や同僚を式に呼んでたらとてもそのまま働き続けられないし、何より新郎への賠償金すごそう」…なんて考えるようになった。そこまでのリアリティを突き詰めようとする方が野暮なんだけど、作品を楽しむ上では確実にノイズになるし、これに関しては何も知らないうちに作品を楽しめてよかった。作品の内容や個人の経験もいろいろだから難しいし見る前からわかるもんでもないけど、最高のタイミングで作品を楽しめるといいよね。…