1:2022/12/31(土) 10:17:23.78ID:9Y3Xirk2d 映画「劇場版ソードアート・オンライン~オーディナル・スケール~」「HELLO WORLD」やテレビアニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」など、数々の作品を手掛けた伊藤智彦監督とともに、その年のアニメ業界を振り返るインタビュー企画。――同じ少年ジャンプ原作の映画化で、今年1番のヒット映画となった「ONE PIECE FILM RED」はどうでしたか。 うーん。俺にはあまりピンとこなかったのです。アニメーションの出来としてもけしてよくなかったし。映画では最後、ウタの歌が流れて劇中のキャラクターたちも感動したようになっているじゃないですか。でも、みんなの心を支配しようとした人の歌ですよ? 悪魔(トットムジカ)が出てきてからも、ウタ自身はなにもしない。ルフィとシャンクスが頑張る。いやウタもなんかしろよ、と。そうした頑張りがなく、こちらが知らないうちに自由を奪おうとしたウタの曲を聞いて、いい曲だなはもう欺瞞でしかないですよね。 まあ、劇中のキャラクターたちはそんなこと知らないという見方もできますが、観ている側としてはドン引きですよ。命をかけてみんなを守ろうとする行為がない限りは、気持ち悪いものを見せつけられているようにしか感じない。 単純に出来がよかった「呪術廻戦0」や「すずめの戸締まり」、チャレンジ精神あふれる「THE FIRST SLAM DUNK」がヒットするのは納得できますが、これが大ヒットしているのを見て、俺はどういう人たちに映画を作ればいいのか頭を痛めています。関連記事…