[ 1 ] 日本生産性本部が19日に発表した2021年の労働生産性の国際比較によると 日本は経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中27位だった。前年から一つ順位を落とし データが比較可能な1970年以降最低を記録した。新型コロナウイルス禍からの経済活動再開が欧米に 比べて慎重だったことや、雇用を維持する政策が響いた。 生産性は1人の労働者が一定の時間でどれだけのモノやサービスの付加価値を生み出すかを示す。 日本の1時間当たりの生産性は49・9ドル(購買力平価換算で5006円)で、7位の米国(85・0ドル)の 6割弱にとどまり、エストニアやスロバキアなど東欧・バルト諸国とほぼ同水準だった。先進7カ国(G7)中 では70年以降最下位が続いている。 産経新聞 2022/12/19 17:20…