今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その31752: 彼氏いない歴774年 2009/07/19(日) 04:52:28 ID:LFO33qvE 小学校低学年の頃、学校の工作時間でビニール袋で凧を作ろうという授業があった。一通りの説明を受けた後、凧作り開始。でもその授業中に終わらなくて残りは宿題との事で持って帰る事に。しかしその持って帰る時にランドセルの蓋と箱部分?(表現が難しい)の間に挟んでしまったため、人とぶつかって割り箸で作っていた骨組みがバッキリ折れてしまい凧台無し。しかもその凧に使っていたビニール袋が『水色』のモノだったから当然代わりになるモノなんて家にはなかった。作り直せない…とショックで家に帰った。事情を母に説明したところで代わりに作ってもらえるワケもない。人とぶつかっちゃったんだから私は悪くない!と言い張る自分に、母は「だったらそのぶつかった人を連れてきなさい!」と言い出す始末。明日どうしようか…と不安でいっぱいの夜を過ごしたのは言うまでもない。泣く泣く次の日に皆でグラウンドで凧揚げしよう!という時間で折れてしまっている凧を持参。水色のビニール袋に皆が絵を描いたりして作ったカラフルな凧が揚がるのを一人見ているだけか、としょんぼり下駄箱で靴を履き替えようとしたところ黒い物体が自分の下駄箱の中に入っているのに気付いた。広げてみると自宅で使っていた黒いビニール袋で作った凧だった。「どうして凧が…」と不思議に思っているとどうやら昨夜、母が私の壊れてしまった凧の作りを見て見様見真似で作ってくれていたらしい。それを凧揚げの授業が始まる時間前に自転車をこいで持ってきてくれた模様。その黒いビニール袋に書かれたのは『○○(私の名前)、泣いてばっかりいないで笑顔で頑張るんだよ!』絵の上手だった母が私を描いたのか、可愛い女の子の絵が銀のマーカーで描かれていた。その嬉しさを胸に一人黒いビニール袋の凧だったが、一番高く空に揚げたんだ。駄文すみません。…