とある「花の香り」を1カ月嗅ぐと「脳の容積」が増加研究の概要特定の香り(特にローズエッセンシャルオイル)の継続的な吸入が脳の灰白質の量を増加させる可能性があることが、最新の研究で示された。この研究は、香りの長期的な吸入が脳構造に測定可能な変化をもたらすことを初めて示した。実験内容磁気共鳴画像法(MRI)スキャンを使用し、ローズの香りを吸入した参加者の灰白質の量が増加したことを確認。特に、記憶や関連付けに関連する後帯状皮質(PCC)で灰白質の増加が顕著だった。感情を司る扁桃体や、心地よい香りを処理する眼窩前頭皮質では変化が少なかった。脳への影響嗅覚系に問題がある人は、扁桃体(匂いに直接関連)の活動が低下し、PCC(匂いに間接的に関連)の活動が上昇する傾向がある。これは脳が補償している可能性を示唆。ローズの香りが常に存在する場合、扁桃体は匂いを繰り返し警告する必要がなくなり、PCCが記憶処理を継続的に行うため活性化する。アロマセラピーの応用研究者は、香りを衣類に付けるなど、日常的に取り入れることで脳の健康や可塑性を高めるアロマセラピーの開発を提案。ローズエッセンシャルオイルの継続的な吸入が脳萎縮を防ぎ、認知症リスクを軽減する可能性があるとされる。Smelling This One Specific Scent Can Boost The Brain's Gray Matter : ScienceAlert…