【チラシより】カレンダーの裏 1□【大きめ】266: 名無し 14/12/18(木) 14:24:25 ID:wtd 先月、東北田舎に住んでる両親が久しぶりに上京してきて、幼稚園の娘と私と両親の3世代で鼠ランド行った。娘は2年ぶりのランドに喜んでた。私はまあ、就職で上京して今まで何度も来てるし、家族孝行ってくらいの感じ。ランド入口に着いたら、父親が何か渡してきて、何かと思ったらCとEチケットの綴りだった。「ほら30年ちょっと前、家族旅行で来ただろ。あの時の残りを母さん戸棚にしまっておいたんだ。あげるから」とドヤ顔で言われ、「いや、それもう使えないんだよ。今はパス買うの」と言ったら、父ショボーン(´ω`)としてた。パークを散策してると、「あれは?空中ゴンドラみたいなのは?地下になったの?」と母が言い出し、「あれは無くなったよ」というと、またショボーンとしてた。「あんた、あれ大好きだったのにねー喜んでたのにねー寂しいねー」と言ってた。「そんなに寂しくないよ」と言っておいた。「近所の子たちにね、お土産買うって約束してきたのよ。あのカラフルな外国のねじり飴あったでしょ。あれ買いたいの」とも言い、「あのねじり飴も無いんじゃないかな。最近見ないよ」というと、またショボーンとしてた。でも何だかんだ言いながら、アトラクションと客の多さに驚きつつも、孫と楽しく遊んで満喫してたようだった。(そして現役で農家やってる両親が一番健脚だった)アトラクションを見るたびに「これは前なかった」「これはあった」「ここであんたと婆ちゃんの写真撮った。覚えてる?」「ここらへんでトイレ探してた母さんが迷子になったな。覚えてるか?お前が泣いて泣いて」「これにも乗ったね」とか話してるうちに、すごくセンチメンタルな気分になり、あの時の鼠ランドは本当に魔法で動いてると思ったなーとか、旅行終わって帰ってきても、しばらくはお土産やお土産袋や地図を出して並べては、夢の国の思い出に浸ったな、とか、もう両親が元気なうちに上京してきて、3世代でランド来るってことも無いだろうなーとか、色々考えた。とりあえず、はしゃいでる娘&両親の写真を撮って撮りまくって、お土産たくさん買って実家に郵送手配してやった。多分、一番満喫したのは私だったと思う。…