今までにあった修羅場を語れ【その6】77: 名無し 14/10/31(金) 15:35:12 ID: ID:eeBmEJkj7 仕事に行き始めてから、何故かうま味調味料が凄く苦手になった時期があって社員食堂も外食も変な後味が残って、嫌になって自分で弁当を作り始めるようになった当時は弁当男子と言う言葉もなく、男が弁当を自作するのが恥ずかしい時代。女子社員の弁当は、プチトマト入れたり、ミカンやイチゴ入れて見た目もきれいで一人暮らしの男が作るので、カラフルじゃない茶色いおかずの弁当で恥ずかしかった。おかずの汁がご飯に行かないようにするのと洗うのが楽になるように弁当にラップを敷いてごはん、おかずもそれぞれラップでまいて入れて食べていたら男の同僚に貧乏くさいと笑われた。女子社員も俺の弁当をみて笑うので、悔しくて本格的に料理を覚える事に。男の料理教室なんてなくて、土日の花嫁修業の料理教室は男性はお断りされた。仕方なく夜間の調理師学校に通ったが、最初の半年で料理にはまって自作でモッツァレラチーズやベーコンや鶏ハムを作ったりするようになると、飾りきりや色合いも工夫していたので弁当の中身を見て笑うものはいなくなった。3年間で和洋中と製菓を覚えて記念に調理師と製菓衛生師を取った。丁度、仕事関係の資格を取ったので資格試験の予備校に行っているように思われていて調理師学校とは思われていなかった。隣席の同期の女子社員が俺の弁当の中身を見て作り方などを聞いてくるようになった。あれこれ教えていると貧乏くさいと言った例の同僚が俺のほうがもっと料理が上手いと言いだした。同僚の親戚にラーメン屋さんがいて、同僚も料理も小さい時から習って得意だと言う。ここで張り合うつもりもないし、面倒くさいので俺から教えることはしなくなった。調理道具とか増えてキッチンが手狭になったので会社と最寄駅の間にちょうどいい1LDKのマンションが出ていたので借りることにした。仕事帰りに後輩の女子社員が料理教えてほしいと言うので食材を買ってきてもらって教えることになったデロンギのエスプレッソマシンやティファールが流行る前で珍しかった取っ手のとれるクリステルの鍋に興奮していた興奮が収まって教えようとすると、調理師免許や製菓衛生師証に食いつく製菓衛生師にはなじみがなくて、説明していくと料理の次はお菓子も作りたいと言う3ヶ月もしたら毎週末7,8人集まって料理教室のような感じになっていった例の同僚も料理を教えると言いだして、そっちに人が流れたので自分の時間が取れることにほっとした同僚の料理はBBQとか鉄板料理ばかりで、1ヶ月もしたら飽きたらしく後輩や同僚がまた教えてほしいと言ってきたが断った。最初に頼んできた後輩と付き合い始めたので、二人の時間が欲しかった。マンションで後輩と二人で料理作っていたら、同僚数人でマンションに突撃され修羅場に後輩だけ教えてずるいとか言われ揉めた時に、後輩と交際している事もばれた。俺 「文句なら教えると言った同僚に言うべきじゃないのか」同僚 「あんな素人じゃ教えてもらう必要がない、プロなら教えるべき」俺 「その素人に着いて行ったのは君たちの責任、プロならなおさらタダでは教えないよ」…