1 名前: (帝国中央都市) [US]:2022/04/02(土) 16:05:26.71 外見へのジョークでも許容されるワケ 日本では、他人の外見、とりわけ病気による外見をジョークのネタにしたロックへの怒りが強いように見受けられる。だが、アメリカではそこへの抵抗は薄い。コメディアンらは一斉にロックへの支持を表明したし、この出来事の後、ロックのショーのチケットの値段が高騰したことを見れば、一般人の多くもロックの味方であることがうかがえる。 なぜなのか。ロックが言ったジョークは、悪趣味かもしれない。しかし、強者が弱者を笑うものではないからだ。もしロックが白人だったなら、彼は大バッシングを受け、しばらく仕事を干されることになったはずである。アメリカではここのところがとても重要だ。 黒人が白人をからかうジョークは問題ないが、逆は絶対にだめ。ストレートがLGBTQをネタにするのもトラブルの元。スタンダップコメディアンのデイブ・チャペルは、最近それで問題になったばかりだ。 だが、権力と富がある人、たとえば政治家やセレブリティーは、思いきりネタにしてもいい。いや、コメディアンからネタにされることを許容できないなら、政治家やセレブリティーになるなと言っていいくらいだ。 長寿番組「Saturday Night Live」などは、毎回、実在の政治家やセレブリティーのパロディーをやっている。誰かが自分を演じてバカなことをやっているのを見て、不快に思う有名人もいるだろう。しかし、そんなことで文句を言うのは、「小さい」のである。…