何を書いても構いませんので@生活板117 名無しさん@おーぷん 22/01/20(木)04:39:09 ID:XO.fn.L1 ハーレムアニメって馬鹿にすることは簡単だけどそれに救われた経験があると馬鹿には出来ない。こいこい7、という漫画原作のアニメがあった。概ね、作品としては(多分)同作者の別作品(花右京メイド隊など)の方が有名だし好評だったと思う。しかし、自分はこいこい7には本当に助けれられた。「めがろーめがらー! ぼーいらぶ、ゲッチュ~♪」なんて馬鹿げた歌がテーマソングだったが、当時勤めていた、一週間の辛く暗く長い陰鬱な夜勤の工場で爪弾きにあいながらも何とか生きていくことが出来たのは家に帰れば、その歌を聞くことが出来ると、あの歌を聞けばすべて忘れることが出来る、という事を励みにしていたからだ。ぶっちゃけいうと、ずいぶんと昔のアニメということもあるし内容なんてひとかけらも覚えていない。近い時期に観ていた「フタコイオルタナティブ」という同系統の作品の方はかなり覚えているから、多分内容なんてないよう、みたいな、ワンクール放送して後は忘れられる類の作品だったのだろう。でも、そういうことではないんだ。人生には後から考えると信じられないほど、どうしようもない時期というものが存在するそういった時期に俺のような生粋のキモいオッサンが生きていくために必要な何か、それを与えてくれたのがこいこい7だった。最近になってふと思い出して検索して見たら、作者は色々トラブルがあった後に鬼籍に入ってしまったらしい。合掌。素晴らしい作品をありがとうございました。人が生きていくためには必要なのはパンのみあらず。人生のこいこい7もまた必要なのだ。だから目障りだから、ポリコレやらSDGsに反しているからなどといって、なんでもかんでも目についたものを叩くのはやめて欲しい。それを本当に必要としている人は必ずいるのだから。…