■ ■ ■ 今 日 の 夫 ■ ■ ■ 11: 名無しさん@HOME+ 2014/05/16(金) 22:07:32 ID: 妊娠がきっかけで結婚した旦那。結婚する気なんて毛頭なかった。家に私物を置かれるのが気持ち悪くて、洗面用具すら見えないところに収納した。夜道は危ないと仕事帰りに待たれるのがうっとおしくて素通りすると、さりげなく鞄を持って車道側を歩いてくれた。本当に罰があたるほど冷たく接していたと思う。そんなある日、妊娠がわかった。日頃から子どもをほしがってた奴は連日、涙を流して喜んだ。一方の私は他人事のようだった。不妊症と診断されていたせいもあるかもしれない。超特急で結婚の話が進み、妊娠もすごいスピードで進んでいく。奴から今すぐにでも辞めてほしいと懇願された仕事は、男性もくたびれる程のハードな営業職。それでも他人事気分は抜けず、無視して仕事は続けた。そして迎えたツワリ期。今までの罰か、本当に壮絶な日々。接待で限界まで飲まされた後に長い長い夜中のトンネルをひたすら歩かされてる感じ。神様は見てるんだなあと思った。でも意地でも仕事は休めない。一日中吐いて、夜は吐き気と胃の痛みで眠れず、のたうちまわる私を後ろから抱きしめて旦那が言った。「ありがとう。」「いつも、一生懸命、育ててくれてありがとう。」「人を1人育ててるんだよ。すごいことだよ。感謝してる。」「俺はこうすることしかできないけど、自分の身体のことだけ考えてゆっくりしてくれたらいいから。」「本当にありがとう。愛してる。」一瞬、嘘みたいにツワリが軽くなって、思わず涙がこぼれた。この人は神かと思った。不本意とは言わないまでも、どこか他人事で素っ気ない妊婦をしていた私に、こんなに綺麗な言葉をかけてもらえるなんて。この言葉がきっかけで、私は母親になれたし、妻になれた。まだまだツワリは終わらないし出産もこれからだけど、一生この人とこの子のために生きようと思った。毎朝、毎晩、手料理をほめて食べてくれるあなた。今日もあなたの帰りが待ち遠しいです。今週もお勤め、お疲れ様です。…