今までにあった修羅場を語れ【その29】 名無しさん@おーぷん 21/12/16(木)09:48:55 ID:gt.aw.L1 会社の人がズル休みだと思ってたら違ったこと。Aさんという人が、体調不良で時々休んでた。ところがある日、1週間くらい出てこなかった。ベッドから出られないほどの倦怠感と過呼吸に見舞われたんだと聞いた。みんな「あーこの人辞めるな」と思ってたし、上司達が引き止めに走って、わざわざ自宅まで行って2時間話を聞いたという。だけどAさんは頭を下げて戻ってきたので、「もしかしてズル休みだったんじゃ?」と思った。それで周りの人に、「あれ絶対ズル休みですよ。そんな朝起きられないなんてことあります?絶対二日酔いかズル休み」と言いまくってた。周りの人も心配してたのが、徐々に私に同調するようになった。なんというか、Aさんはズル休みしてる、というのが既成事実になって行った。流石に2時間も心配していた上司の前、本人の前では言わなかった。その後行われた会社のパーティーの集まりの場で「Aって人がズル休みするんだよねー」という話をしていた。私もたまたまパーティーの席で隣にいたおじさん(大手なので誰が誰かわからない)に、「君は仕事楽しい?」と聞かれた時に色々話し、ついでにAさんがズル休みしていてずるい、皆からも嫌われてるという話をした。「ああいう人って構ってちゃんなんですよねー。早く辞めて欲しいってみんな思ってますよ。多分酒でベロベロに酔っ払ったか彼氏の家で寝坊したんでしょうねw足手纏いってああいう人なんですよ」と言った。その翌日、Aさんは来なかった。「これもう辞める感じ?」と上司のいない所でみんなで盛り上がってたら、昨日パーティーで話したおじさんと上司が険しい顔で朝礼に出てきた。おじさん、私の入社後に入ってきた人事部長だった。上司から、「Aさんの症状について語らなかった俺も悪い。だけどハッキリ言っとく。Aさんはズル休みではないです。月に2回の通院をしていて、診断書も出ている病気です。女性の体調に関わることなので、あまり公にすべきでないと判断していました」と告げられた。人事部長は「誰とは言わないしつるし上げるでもないが、働く仲間を二日酔い、恋人との恋愛に夢中でズル休みしてると大声で話している人がいた。…