ペダルをこがなくてもモーターの力だけで走れる「フル電動自転車」などと呼ばれる車両を都内で無免許で運転して事故を起こし、女性に大けがをさせたとして、26歳の飲食店従業員が逮捕されました。 こうした車両は法律上、原付きバイクに当たり、公道では運転免許が必要だということで、警視庁が注意を呼びかけています。 逮捕されたのは、東京 文京区の飲食店従業員、倉持航輔容疑者(26)です。 警視庁によりますと、ことし7月、豊島区東池袋のT字路で、「フル電動自転車」などと呼ばれる車両を無免許で運転したうえ、自転車と出会い頭に衝突し、乗っていた50代の女性に右手の中指を切断する大けがをさせたとして、無免許過失運転傷害の疑いが持たれています。 調べに対し、容疑を認めているということです。 「フル電動自転車」は、外見上は電動アシスト自転車に似ていますが、高性能のモーターが搭載されていて、ペダルをこがなくても走ることができます。 このため、法律上は原付きバイクに当たり、公道を走る際は運転免許のほか、ナンバープレートなどが必要だということです。…