東京都内で今月19日に、首都高速道路の渋滞の長さが2019年7月比で85%減少した一方、23区の一般道では13%増加したことが警視庁への取材でわかった。日中を中心に料金を高く設定して通行量を抑える「ロードプライシング」が19日から首都高で始まった影響とみられる。 19日は東京五輪・パラリンピックに伴う大規模交通規制の開始日。首都高では目立った渋滞はなかったが、首都高に並行して走る幹線道路を中心に交通量が増加した。夕方には、杉並区の国道20号や世田谷区の国道246号でそれぞれ5キロ以上の渋滞が発生した。…