今までにあった修羅場を語れ【その21】 839: ↓名無しさん@おーぷん↓ 17/04/26(水)17:51:19 ID:Hz7 大規模災害時に避難所の物資管理を担当したありがたいこと大変なこと嫌なことたくさんあったがここで言いたいことはひとつ「衣類は個人から募る(個人で送る)べきではない」実はいろんなところで言われてるがあまり浸透していないようなので自分の体験した修羅場を書いてみたいと思う被災者のためにと衣類を送ってくださった方々の善意まで否定する気は毛頭ないただ現実的に被災地で何が起こったかを知ってもらえたらありがたい災害直後から届き始めた衣類の寄付はマスコミの「冬用衣類が足りない!」(ちょうど季節の変わり目だった)という報道を受けて爆発的に増加あっという間に狭い体育館を埋め尽くした四方の壁にうずたかく積み上げられる段ボール箱床が見えないほどの服、服、服の海…もちろん食料品や生活雑貨など衣類の他にもさまざまな種類の物資も続々と届くしかし個人から送られてきた衣類ほどスタッフを苦しめる存在はなかったまず仕分けの手間。普通の物資を1とすれば衣類の箱は10というほど手間がかかる男性・女性・子ども。上衣・下衣・肌着・上着。そしてサイズせめてこれだけでも分類した状態で入っていれば御の字だがそんな箱はほぼない箱を開き一枚一枚手に取って確認するこれは女性のセーター、Mサイズ。こっちは子どものズボン、140センチ。見た目ですぐに判断できる服ばかりではない。これは紳士?婦人?どっち? サイズのタグはどこについてる?畳んである服を広げて基本情報を確認し、また畳んで分類するこれが想像以上に膨大な時間と手間を要する。やってもやっても衣類は減らないそれどころか次々に新手が送られてくる…