
1: 仮面ウニダー ★ 2025/08/08(金) 06:50:26.56 ID:fANRV901 タイムリーにご紹介しそこなったのですが、興味深い話なので記事にしておきます。 ↑韓国が純国産戦闘機と言い張る「KF-21」が搭載する『GE』社製のF414-GE-400エンジン。KF-21はこれを2発搭載します。 尹錫悦(ユン・ソギョル)政権下で決まったことですが、(戦闘機用の)ジェットエンジンを独自に自主開発する――という宣言を 行いました。 以下が産業通商資源部が出したプレスリリースになります(面倒くさい方は飛ばしても大丈夫です)。 ー中略ー ⇒参照・引用元:『韓国 作業通商資源部』公式サイト「産業部・放射庁、先端航空エンジン開発準備本格着手」 ・虎タヌな計算は「できてから」言いましょう 14年間で3兆3,500億ウォン突っ込んで、1万6,000lbfクラスの先端航空エンジンを作る――というのです。 「1万6,000lbf(ポンドフォース)」というのは――、 「bf(ポンドフォース)」は推力を示す単位で、1lbf ≈ 4.45ニュートン(N)ですから 「1万6,000lbf」なら「71.2キロニュートン(kN)」になります。 この推力は、単発エンジンなら軽~中量級の戦闘機を飛ばせるレベルで、双発エンジン搭載なら中〜重量級戦闘機にも対応可能――と 考えられます。 韓国空軍が採用した「KF-21 ポラメ」は、韓国メディアでは「韓国独自開発の戦闘機」と喧伝されていますが、大嘘もいいところ。 そもそもエンジンはアメリカ合衆国に依存しています。 韓国メディア『毎日経済』は「戦闘機の心臓、もう私たちも作らなければならない」……380兆『ジェットエンジン市場』に挑戦」 という記事で、以下のように書いています。 (前略) 1万6,000lbf級エンジンは、KF-21に搭載されている合衆国『ジェネラル・エレクトリック』(GE)製のF-414エンジン(1万5,000lbf) よりもやや強力だ。 趙教授は「政府が構想するエンジンは、KF-21に適した1万6,000lbf級」であり、「まず開発が完了すれば、 KF-21のアップグレードに合わせてエンジンの推力もさらに強化されるだろう」と述べた。 F-35Aに搭載されている合衆国『プラット・アンド・ホイットニー』(P&W)社のF-135エンジンの推力は、2万8,000lbfに達すると 知られている。 (後略) 実に韓国っぽいですが、同記事では「航空機用ジェットエンジンの市場規模は2032年に2,798億ドル(約380兆ウォン)に達する」とし、 韓国が開発するエンジンがその市場で存在感を得る――と書いています。 韓国の政権交代は、王朝の交代と同じで、次代の政権になると前政権の功績や進行していたプロジェクトが全部チャラになります。 そもそもこのプロジェクトが進行されるのか?――が疑問です。 また本当に14年間でできるのか?――なのですが、380兆の市場に……なんて話は「できてから」いいましょう。 韓国製のポンコツエンジンを購入してくれる国があればいいですね。 ↑KF-21は今のところ「ダメそう」的な不穏な話は出てきておりません。インドネシアが完全に共同開発案件を反故にしかかっている ぐらいです。第4世代戦闘機を新造してもなあ……はもう今言っても仕方ないのですが。 せっかく(一応は)飛行できているKF-21が、エンジンを韓国製に換装したとたんに墜落した――なんてことが起こらないことを 祈念いたします。パイロットの皆さんが気の毒ですから。 (吉田ハンチング@dcp) 2025.08.07…