
海外コミュニティのHacker Newsから「日本最大級の駄菓子屋の中をのぞいてみた」という投稿を翻訳してお届けします。 翻訳元 日本最大級の駄菓子屋の中をのぞいてみた (投稿主) ※投稿主は、日本の文化を紹介するブログ「One from Nippon」の記事を紹介。記事の内容は以下のとおり。 岡山県瀬戸内市長船町にある「日本一のだがし売場」を紹介した記事。 駄菓子とは、昔ながらの小さなお店で売られている、安いお菓子のこと。うまい棒は10円、キャベツ太郎は30円ほどで、子どもでも計算しやすいように、値段は10円単位になっていることが多い。 このお店には、毎日5万種類を超える駄菓子が並び、年間70万人が訪れる。ある祖父と孫3人は、1時間で300個以上のお菓子をかごに詰め込み、お会計は1万3000円になったという。 店主の秋山英行さん(67歳)は、30年以上この商売を続けてきた。もともとは普通のお菓子屋を営んでいたが、値下げ競争で経営が苦しくなり、2010年に事業を縮小。余った在庫を売るために開いた「駄菓子まつり」が大好評だったことから、今のお店が生まれた。 週末には、秋山さん自らチンドン屋さんの格好をして、子どもたちにお菓子を配っている。「子どもたちの喜ぶ顔が見たくて、この店をやっているんです」と話す。 ・海外の反応 (記事より)「私が事業者として絶対にやってはいけないこと、つまり従業員の解雇をしなければならなかったことを知っている人は、ほとんどいません。しかも、それを2回もやらなければならなかったんです」 ほかの国が解雇をどう捉えてるかを、アメリカの労働市場と比べてみると、その違いは注目に値するね。 自由に解雇できる雇用制度には、雇う側にも雇われる側にも柔軟さとチャンスがあるっていう意見もわかるよ。でも、人員を減らすときに、経営者が従業員に対して本当に責任を感じてるのを見ると、新鮮な気持ちになるんだ。 ・海外の反応 >>人員を減らすときに、経営者が従業員に対して本当に責任を感じてるのを見ると、新鮮な気持ちになるんだ。 そうなんだよ。あるインタビューで店主さんが話してたんだけど、事業を縮小したとき、従業員たちと食事に行って、辞めてもらわなきゃいけない20人のパートさん(!)に、泣きながら心から謝ったんだって。 そして、商売がまた軌道に乗ったときに、そのうちの3人を呼び戻せたそうだよ。 ・海外の反応 >>人員を減らすときに、経営者が従業員に対して本当に責任を感じてるのを見ると、新鮮な気持ちになるんだ。 日本のある電機メーカー、たしかパナソニックだったと思うけど、テレビ部門が赤字になってからも、そこで働く従業員全員の職を奪いたくないからって、何年も事業を続けてたって読んだことがあるよ。 日本の仕事の文化には問題もある(サービス残業とか、同僚との飲み会に付き合わなきゃいけないとか)。でも、会社が従業員を大事にする気持ちが強いのは、問題じゃないよね。 ・海外の反応 >>会社が従業員を大事にする気持ちが強いのは、問題じゃないよね。 トヨタも、GMやフォードみたいに工場の作業員を一時帰休させる代わりに、全員を給料の出る研修に行かせたことがあったよね。 ・海外の反応(アメリカ) 日本では、こういうお菓子みたいに、質の高いレストランの料理や食料品が、ほかの豊かな国と比べて、比較的安く手に入るのがすごいよね。 アメリカからの旅行者として、この前2回、東京や京都、大阪に行ったときにすごく実感したんだけど、食費が問題になることはほとんどなかったよ。まあ、ドルが強いのも関係してると思うけどね。 ・海外の反応 日本に行って、年老いた店主さんやボランティアの人たちが、なんとか続けようとしてる古いお店や伝統に出会うと、いつもほろ苦い気持ちになるんだ。 その人たちの愛情や情熱は伝わってくるんだけど、若い人たちの興味や、移り変わる経済からかけ離れすぎてて、この先長くは生き残れなさそうに見えることが多いんだよね。 長崎の昔ながらの喫茶店の店主さんは、いろんな話を聞かせてくれて、傘までくれた(いつもそうしてるらしい)。佐世保のジャズバーの店主さんは、「来てくれるかもしれないお客さんをがっかりさせないために」お店を開け続けてるんだって。日本でジャズの人気が落ちてきてて、割に合うほどお客さんは来ないのにね。それに、人気がないぶん、値段も高くないんだ。 大都市やチェーン店で受ける、名前も顔もない機械的なサービスとは、まるで正反対だよ。利益のためにやってるのか、それとも、ただその仕事が好きで、地域の人が集まる場所でいたいからやってるのかの違いなんだ。どちらも「商売」っていう言葉でひとくくりにされてるけど、まったくの別物なんだよね。 家賃が上がり続ける中で、個性的なお店は消えていく傾向にある。たまに、この駄菓子屋さんみたいに、地域の人たちの関心を再び集めることに成功するお店もあるけどね。 if (FP_BIDDER_IS_PC) { googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1774855716118-0'); }); } --> if (FP_BIDDER_IS_PC) { googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1774855824810-0'); }); } --> ・海外の反応 >>年老いた店主さんやボランティアの人たちが、なんとか続けようとしてる古いお店や伝統 うーん、駄菓子って…そんなにおいしくないよ(ついでに言うと、ジャズもそう)。 セブンイレブンに行けば、いつだってもっといいものが買えるし、店員さんが心を込めてるかどうかなんて(ありがたいことに)関係ない。 人が本当に欲しいものを売ってるお店は、(必要なら高い値段をつけてでも)ちゃんと繁盛するんだ。伝統だからこそ大事にされてるものもたくさんある。でも、親が食べてたからっていう理由で、おいしくないお菓子を食べるってことなら…うーん、なくなってもいいと思う。 ・海外の反応 >>うーん、駄菓子って…そんなにおいしくないよ 駄菓子の楽しさは、遊び心にあるんだよ。おまけのおもちゃや景品、もう1個もらえる当たりくじ、カラフルなデザイン、ちょっとした仕掛けや、ほかの食べ物をまねたものとかね。 味がどうこう言うのは、ちょっとポイントがずれてると思う。それに、セブンイレブンでも駄菓子をたくさん売ってるしね…。 ・海外の反応 >>うーん、駄菓子って…そんなにおいしくないよ 駄菓子は子ども向けだから、味はちょっと…「素朴」かもしれないね。 自分にとって一番の魅力は、お小遣いで買える安いものが、たくさんの中から選べることなんだ(コンビニのほうが質はいいけど、量も種類も少ない)。500円で小さな袋いっぱいのお菓子を買うのと、板チョコ2枚を買うのとでは、全然違う感じがするんだよ。 駄菓子が時代遅れになって消えるとは思わない。もっと悲しいのは、人口のバランスがどんどん偏っていって、子ども向けのものは少しずつ衰えて、どんどん小さなニッチになっていくってことだよ。 ・海外の反応 >>年老いた店主さんやボランティアの人たちが、なんとか続けようとしてる古いお店や伝統 そうだね。あまり語られないことの一つが、住宅街でお店を開けるってことなんだ。 こういう個人の小さなお店の多くは、家や建物の1階にあって、店主さんは2階に住んでることが多い。だから、余分な家賃を払ったり、何時間もかけて通ったりしなくていいぶん、お客さんが少なくても店を開け続けやすいんだよ。 それに、地域とのつながりの面でも、すごく役に立ってる。お客さんは普段の暮らしの中でも店主さんたちに会うから、お店に「顔」が見えるようになるんだ。 ・海外の反応 >>こういう個人の小さなお店の多くは、家や建物の1階にあって、店主さんは2階に住んでることが多い。 何年も前に東京に住んでたから、今もそうなのかはわからないんだけど、住宅街にある大きめの建物の1階に、ほとんど営業してないようなお店があるのをよく見かけたよ。 建物のオーナーの年配の親戚がお店を切り盛りしてるんだけど、お客さんがほとんど来ないから、ほぼやることがないんだ。そういう形にしてる一番の理由は、お店を開けておくと、建物のオーナーがかなりの節税になるからだって聞いたよ。お店の売り上げは関係ないんだって。 ・海外の反応 >>住宅街にある大きめの建物の1階に、ほとんど営業してないようなお店があるのをよく見かけたよ。 それは悪いことじゃないよ。悪くても、お店を続けるチャンスがあるわけだし、うまくいけば、新しいことに挑戦したり、利益が出るようになるまで持ちこたえたりできるかもしれない。 どっちにしても、文化を守ることで、居心地のいい街の雰囲気を保つのに役立ってるんだよ。 if (FP_BIDDER_IS_PC) { googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1774855731996-0'); }); } --> if (FP_BIDDER_IS_PC) { googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1774855841272-0'); }); } --> ・海外の反応 >>建物のオーナーの年配の親戚がお店を切り盛りしてるんだけど おじいちゃんやおばあちゃんにも、やることができるしね。何世代もの家族が、一緒に暮らし続けられるんだ。 経済的には効率が悪そうだけど、そもそもそれが目的じゃないんだよね。 ・海外の反応 自分が日本で見つけた中で、駄菓子が売ってる一番かっこいい場所は、秋葉原のレトロゲーム店「スーパーポテト」の最上階と、新横浜ラーメン博物館の中にある、昔の街並みを再現した路地の2か所だよ。 駄菓子そのものは、そこまでワクワクするものじゃないんだけど、雰囲気がとにかく最高なんだ。 ・海外の反応 >>新横浜ラーメン博物館の中にある、昔の街並みを再現した路地 そういうのが好きなら、「昭和館」みたいな昭和の博物館にも行ってみるといいよ。全体がそういう雰囲気になってるからね。 それか、本物の駄菓子屋さんを見つけられたら、そこもおすすめだよ! ・海外の反応 >>そういうのが好きなら、「昭和館」みたいな昭和の博物館にも行ってみるといいよ。 ありがとう、次に日本に行ったら行ってみるよ。上野の「下町風俗資料館」もすごく気に入ったんだ。あそこも似たような雰囲気だったよ。 ・海外の反応 >>そういうのが好きなら、「昭和館」みたいな昭和の博物館にも行ってみるといいよ。 ほかにも興味がある人がいるかもしれないから、もう一度このコメントに返信しておくね。ここで言われてる博物館は、たぶん岐阜県の「高山昭和館」だと思う。 最初は東京の昭和館を見つけたんだけど、新横浜ラーメン博物館の「路地」や、スーパーポテトのゲームコーナーっていう話の流れで考えると、岐阜のほうがずっとイメージに近い雰囲気だったよ。 ・海外の反応 自分は、漫画の『だがしかし』のおかげで駄菓子を知ったんだ。 記事の写真でも、秋山さんの左側に、その漫画の主人公の一人が写ってるよ。 if (FP_BIDDER_IS_PC) { googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1774855745622-0'); }); } --> if (FP_BIDDER_IS_PC) { googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1774855855511-0'); }); } --> ・海外の反応 >>自分は、漫画の『だがしかし』のおかげで駄菓子を知ったんだ。 そうそう!このお店には、『だがしかし』に出てくるお店を再現したコーナーがあるんだよ。 残念ながら、お店のサイトは全部日本語だけなんだけど、ページの真ん中あたりまでスクロールして、「④」っていう番号のついたところを見ると、そのコーナーの写真がもっと見られるよ。 ・海外の反応 (記事より)「お店の将来について聞かれると、秋山さんは(利益を追い求める)商売をするつもりはまったくないと話す。商売は社会の役に立ち、地域の人たちに還元するためにあるものだと考えているのだ。利益は副産物にすぎず、いつの間にか、その副産物のほうが目的になってしまったのだという」 もっと多くの人が、こういう考えを持っていたらいいのにね。 ・海外の反応 漢字や中国語がわかる人に聞きたいんだけど、「Dagashi」みたいなローマ字と、「駄菓子」っていう漢字とでは、受ける印象がかなり違ったりする? 自分は、漢字のほうがなぜか意味も感情も伝わってくる気がするんだ。理屈では意味がないってわかってるのに、日本を旅行するときは、Googleマップの英語版を使わないようにしてるくらいだよ。 ・海外の反応 >>「Dagashi」みたいなローマ字と、「駄菓子」っていう漢字とでは、受ける印象がかなり違ったりする? 自分も同じように感じるよ。特に「駄」と「菓子」は、それぞれ違うダジャレや連想につながるんだけど、ローマ字にするとそれがうまく伝わらないんだよね。 それに、自分は英語より日本語のほうが読みやすいんだ。でも地図に関しては、その土地の言葉で書いてあるほうが、間違いなく使いやすいよ。 ・海外の反応 お菓子の袋の一つひとつが、目がチカチカするような日本のウェブサイトのミニチュアみたいだね。 正直、見てるだけでなんだか幸せな気分になるよ。自分だけかな? ・海外の反応 このお店を地図で見つけられた人はいる? ここかなって場所は見つけたんだけど、衛星写真で見ると、記事の写真に写ってるようなソーラーパネルがないみたいなんだ。 ・海外の反応 >>このお店を地図で見つけられた人はいる? これをGoogleマップに入れてみて。「〒701-4262 岡山県瀬戸内市長船町東須恵1373-5」 お店のアクセスのページにも地図が載ってるよ。…