
1: 征夷大将軍 ★ H452eyUc9 2026-11-06 06:10:50 広島が、ソフトバンク・東浜巨投手(36)を無償トレードで獲得することが5日、分かった。6日に両球団から正式に発表される。17年に最多勝に輝き、22年にはノーヒットノーランを達成した通算76勝を誇る右腕。近年は登板機会が激減しても、環境を変えれば輝きを取り戻せるとの見方が強く、移籍先を模索したソフトバンクと先発陣を補強したい広島の思惑が一致した。 最多勝投手の実績を持ち、ノーヒッターをも達成した右腕の広島への移籍が決まった。通算76勝を誇る東浜。今オフの補強第1弾と言っていいだろう。新天地を模索する打診に、先発陣を補強したい広島側が応じ、無償トレードで合意に達した。 沖縄尚学から亜大を経て、12年ドラフト1位でソフトバンクに入団。その才能は17年に一気に開花した。16勝5敗を挙げ、最多勝を獲得。22年5月11日の西武戦では、球数97球の「マダックス」でノーヒットノーランを達成し、話題を呼んだ。 昨オフに出場機会を求めて国内FA権を行使したが、推定年俸1億5000万円で補償が必要となるBランクであることがネックとなり、他球団からのオファーがなく、残留を決断。今季は右肩違和感の影響もあって、14年目で初めて1軍で登板機会がないままシーズンを終えた。 その一方、ファーム・リーグでは存在感を発揮した。登板12試合で6勝4敗、防御率2・37。57イニングを投げて被本塁打ゼロ、与四球15は特筆もので、低めへの制球は健在だった。ポストシーズンに突入した10月も筑後のファーム施設で投球練習に汗を流し、来季への準備を続けていた。 層の厚いソフトバンク投手陣。チーム内では“東浜は環境が変わればまだ十分やれる、輝きを取り戻せる”との見方が強く、球団は功労者の移籍先を模索していた。広島はシーズン中から右腕の投球をつぶさにチェック。データ分析でも質の良さを確認していた。ちなみに、広島・飯田哲矢チーフアナリストは亜大の同期にあたる。 「まだまだ第一線で投げたい。肩、肘、体、どこも元気ですし、まだまだできると思っている。うまくなる余地もある。争いのスタートに立たせてもらえる球団があれば」 昨年11月、FA宣言した際に東浜が発した言葉だ。広島では主戦の森下が4日にFA宣言し、床田もきょう6日に国内FA権を行使する見込み。いずれも去就が不透明で、先発投手の補強が必要な状況にある。加入すれば投手陣最年長になる36歳、新天地で、もうひと花咲かせる活躍に期待だ。 (江尾 卓也) ◇東浜 巨(ひがしはま・なお)1990年(平2)6月20日生まれ、沖縄県出身の36歳。沖縄尚学で08年選抜優勝。亜大では3年秋から東都大学リーグ3連覇に貢献した。22完封、420奪三振は同リーグ記録。12年ドラフト1位でソフトバンクに入団。18年日米野球で侍ジャパンに選出。昨オフにFA権行使も残留し、今季はプロ14年目で初めて1軍登板なしに終わった。1メートル82、81キロ。右投げ右打ち。 ≪選手交換、移籍金生じない 03年にはダイエー・小久保が巨人へ≫ ▽無償トレード チーム間での移籍の際、選手交換や移籍金などが生じないトレード。03年にはダイエー・小久保裕紀が巨人に移籍。ソフトバンクが仕掛けることが目立ち、06年には大道典嘉が巨人、17年には山田大樹がヤクルト、19年には中田賢一が阪神へ移籍した。21年にはシーズン中の8月に球団から出場停止処分を科されていた日本ハム・中田翔が巨人に移籍。22年には広島・長野久義が巨人に復帰した。 スポニチアネックス取材班[ 2026年11月6日 05:00 ]…