大分県別府市で4年前に起きた大学生ひき逃げ殺傷事件で、重要指名手配されている八田與一容疑者(30)の「新たな写真」が公開されました。公開されたのは、事件があった2022年に撮影された25歳当時の鮮明な姿で、県警が新たに作成した指名手配チラシの中央に大きく配置されています。 新たな写真「生身、リアルに近いもの」 県警が今年になってから入手したというこの正面写真は、これまで用いられていたものに比べて鮮明に写っているのが特徴です。 写真の入手元について警察は明らかにしておらず、背景も撮影された場所が特定されないよう加工されています。 警察は「4年経って八田容疑者がどのような姿になっているのかは分からないが、当時の写真としてできるだけ生身、リアルに近いものを示した方が、今の姿を想像しやすいのではないかと考え採用した」と説明しています。 裏面には英語で“WANTED”県警初の試み 新しいチラシの裏面には、県警初の試みとなる英語での情報提供呼びかけを掲載しています。 上部に大きく「WANTED」の文字を配置し、これまで頻繁に用いられた八田容疑者の正面写真を載せ、英語で事件の概要を記しています。 英語でのチラシ作成について、警察は「事件のあった別府市を含め、県内で外国人居住者が増えてきている。日本語よりも英語の方が理解しやすい人もいるかと考え、裏面に英語の呼びかけを印刷した」としています。 事件から4年「全容を解明したい」 八田容疑者は、2022年6月、別府市の県道で軽乗用車に乗ってバイク2台に追突し、大学生2人を殺傷したとして全国に重要指名手配されています。 八田容疑者の重要指名手配と捜査特別報奨金の期間は2027年10月末まで延長されていて、報奨金は国からの上限300万円に遺族らによる私的懸賞金を合わせると、最大で800万円となります。 県警は11月の「指名手配被疑者捜査強化月間」に先立ち10月30日、JR別府駅のほか、県内の主要な駅や商業施設など18か所で、約130人の警察官が新たなチラシを配り、情報提供を呼びかけます。…